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キャッスルの娘、アレクシスが大量の荷物を用意している。ついに大学入学で寮に引っ越すのだ。
キャッスルとしては、ベッドの下にお化けが入るかもと怖がっていた娘が…と思うと感慨深い物がある。
母のマーサはそんなキャッスルを慰める。
キャッスルは寮にお化けはいないが、男子学生という化け物がいるという。
(思うんだけど、遊んだ男ほど、娘のことを心配するような気がする)
そしてマーサは思いがけないことを言う。ケイト・ベケットのことを話した方がいいという。最初はとぼけるキャッスルだが、ケイトが初めてキャッスルの胸に飛び込んだ日、旅行に行っていたはずの母と娘が突然帰宅して、ケイトが急いでクローゼットに隠れ、急いで帰ったことを知っているという。
母の目もまた欺けないものだ。
しかし、事件現場でマーサの話を聞き、ケイトはそんなことをしたら、ラニに伝わり、ラニからエスポジートそしてライアン…と伝言式に広まっていくという。
キャッスルとのコンビを解消する自体になるという。
しかしキャッスルがアレクシスに話したと聞き、今度はその感想を聞く。
アレクシスはノーコメントだったという。
キャッスルもそのことは引っかかっているらしい。今までどの彼女のことを話してもそれなりに受け入れてきたのに、ケイトの場合だけ…ケイトは嫌われてるんじゃないかと思ってしまう。
被害者の名前はランディー・ディプリー、フィラディルフィアから着た娘だった。
何故か死体の側には血文字で
LIEと書かれていた。
嘘と書きたかったのか?
彼女は4千ドルを持ってきていた。
そして携帯電話には「俺は騙されない、絶対見つけ出してやる」とメールが残っていた。
フィラディルフィアではチーズサンド店に勤めており、そこの売り上げを持ってやって来たのだ。
店長は慌てて金を取り戻すためにやって来たが、殺されたと聞き、NYについて1時間しかたっていない店長に事情聴取を、ケイトとキャッスルで行う。
店長は殺していない。そしてフィラディルフィアでは1番美味しい店だという。
キャッスルはたいがいみんなそういうけど違う。それも確かめておいてという。
キャッスルは殺人課で、ケイトがコーヒーを入れに行っている間に勝手にラニからの電話に出る。
いろいろ死因などが判ったらしい。勝手に出たら、ケイトに怒られるというが、大丈夫だと強気に出る。
じゃ、メモをとってと言うが、適当に聞き流していると、撮ってないでしょうと言われ、急いで、ケイトのデスクの引き出しを開け、メモを探す。
そして棒人形を見つける。
そこへ、ケイトが帰ってきて、何してるの?と激怒だ。
キャッスルとしては棒人形の方が気になるが、秘密とケイトは怒って教えない。私のものに手を出さないでと奪われる。
ウエンディはNYに来て、8丁目のマーケット通りに行ってるくらいだ。
8丁目に行ったのは貸倉庫に行きたかったかららしい。そして、滞納の為、倉庫は競売にかけられ、入札に参加することになっていた。
キャッスルはLISと書かれていたのは逆だと気付く、
倉庫の部屋番号、317と書きたかったのだ。
ウエンディルが店の金まで盗んで、何故、その競売に参加したかったのか判らないが、それを競り落とさないことにはどうしようもない。
ということで、参加する。
しかし、競売は現金のみだ。キャッスルは人気作家らしく現金を大量に持っているが、それでも競って来る輩がいて、現金が足らなくなった。ケイトは案を巡らせ、最後まで競ってきている男に彼が人気作家のキャッスルだとバラし、現金を売ってくれという。
彼の母がキャッスルのファンだったことから、勝手に次の作品にお母さんの名前を登場させると言い、上手く現金を手に入れる。
小切手だか為替だかで、キャッスルは訳が判らないままケイトにサインだけさせられる。
もう少しで競り落とせるという所で、突然別の男が現れた。あっちに持って行かれる。
キャッスルは意を決して勝負を賭け、無事競り落とした。
そして、訳が判らないまま、ケイトが勝手に現金を売ってもらった相手から母の名前は「ユーニス」だと聞かされる。
その倉庫の持ち主はヨハン・フレミングと言ったが、偽名だった。住所ももちろん嘘だ。
分署に荷物をすべて持ち帰るが、ほとんどガラクタと言っていい代物だ。
登山道具、義眼についての本、地図、全く脈略のないものばかりだ。
その荷物を見てまた
ゲイツ警部が起こりだすが、ふと
双子の人形の1つを見つけると態度が代わる。
集めていたらしい。そして探して見つからない最後だったようだ。
キャッスルはチャンスとばかりにそれをゲイツにプレゼントする。
それで気持ち悪いほどゲイツは夢心、ライアン達も警部も女だったんだなと言う出す始末だ。
被害者のディプリーは10代の頃、両親を自動車事故で失っていた。犯人は捕まっていない。
そして、彼女にはウエンディル・ディプリーという双子の兄がいたことが判る。
恐らく、この倉庫を借りていたのは双子の兄だ。
彼は、監視カメラの壊れていた所に地下鉄に轢かれて亡くなっていた。それが倉庫の料金の滞納がはじまった時期と重なった。
兄の氏もまた事故か殺人か不明だった。
彼は各地を転々としアンヘリカ・へンリーのお抱え運転手に3か月前から収まっていた。
ここでは、ヨハン・フレミングと名乗っていた。
そしてアンヘリカの家では彼が亡くなる2日前にピンクダイヤが盗まれていた。
あのガラクタの中にはもしかしたら…盗まれたピンクダイヤが…。
最後まで競りに参加していた男は、アルコピン・ストロンと言い、窃盗課が調べていた。
またマルコも管理人が調べた。駐車違反をしていただけだ。
ストロンの所にNY市警としてケイト達が飛びこむが、ここはガラクタの山だ。
いつか、お宝があるかもしれないと集めていたという。どういう風に売るかはまだ考えていない。
しかし、あの日、競売に参加してくれとある人物から頼まれた。
断ったが、興味を持ち個人的に参加した。
しかし、この男はウエンディと知り合いではない。
そして防犯装置を切ってくれと頼まれていたという。
ピンクダイヤが盗まれたと知ったのはそのあとのことだったという。
探してもガラクタの中にピンクダイヤはない。もうウエンディルが売り払ってしまったのか?
しかし、疑問は残る。何故、そんなにうまく盗み出せたのだろう?
そんなとき、アンヘリカが破産申請していたという情報が上がって来る。
もしかするとアンヘリカが盗まれたことにして、保険金詐欺を働いたのでは?
ケイトとキャッスルはアンヘリカの所へ行くと、金庫を開けて見せてくれと迫った。
金庫の中にピンクダイヤはあるのか――――。
今回はちょっとズルかったね。
双子が何故、そこまでしてという理由が判るが、犯人がアンフェアな登場の仕方だった。
そしてアレクシス、
感傷的になっているせいか、父との最後の食事もキャンセルしてしまった。
そして子どもの頃のようにベッドの下にお化けはいないかもう1度確かめてとせがむ。答えてやるキャッスル。
初めての寮と言えど親から離れた生活はいろんな気持ちが入り混じる。
でもそれが、キャッスルにヒントを与えることになった。
でも犯人はアンフェアな展開に違いない。
でも、キャッスルが1度やってみたかったという「犯人は○○だ!」ができたのは、本人的には楽しかったんじゃない?
※少し前に書いたのと自分の字が汚すぎて若干読めない字があったので、名前を間違えてるかも~。ごめんなさい。