大坂水曜ほっと集談会一世です。
先日またもや作業中転倒し、レントゲン検査の結果、尾骶骨が少しずれており激痛に苦しんでおります。
シニア世代の私はポンコツの身体に鞭を打って日々嫌々働いています。
老化を受け入れているつもりでしたが、若いスタッフに負けまいとする過剰適応の癖がなかなか抜けません。
この夏の異常な暑さに耐えきれず、当然疲れやすく、ストレスをため込んでいました。
今日のタイトルは精神科医で作家、映画監督もされている、和田秀樹氏の幸齢者という著書からいただきました。
先日書店で幸齢者という言葉が目に入りました。
思わず衝動的に買ってしまいました。
幸齢者「幸せな老後のためのマインドリセット」という副題がついています。
これは本当にシニア世代には参考になる書籍です。
ちなみに和田秀樹氏は、YouTube動画で森田療法を絶賛されています。
読後感ですが、還暦後の人生をとても窮屈で狭い物にしてしまうか、明るく楽しくするか、それは自分次第であることにあらためて気づかされました。
残念ですが職場でも自助グループでも趣味の会でも還暦後も『かくあるべし思考』を捨てきれず、陰で周りから嫌がられている高齢者がいます。
かくいう私も娘から指摘されたことがあります。
今は、無理なこと、嫌なことはできる限りやらないようにしています。
和田秀樹氏が書かれているように、ないない人生からあるある人生への転換が必要なのです。
以下和田秀樹氏のマインドリセット七ヶ条を紹介いたします。
第一条 勝ち負けで考えない。
第二条 試してみないと答えは出ない。
第三条 かくあるべし思考は捨てる。
第四条 今を楽しむ。
第五条 人と比べない。
第六条 自分で答えを出す。
第七条 人目は気にしない。
私の周りの元気な70代~90代の方を観察していると一つの共通点があります。
それは皆さん人からどう思われるかではなく、自分がやりたいことを日々意識してやっておられるということです。
年齢を忘れているのではないかと思う人もいます。
シニア世代の皆さん、嫌われる勇気を持って、どんどん街に出て遊びましょう!
2023.9.23 一世
※和田秀樹氏著「幸齢者」
幸せな老後のためのマインドリセット・プレジデント社より一部抜粋