大阪水曜ほっと集談会一世です。
今日のタイトルは「そのままのあなたですべてよし」「私の森田人間学」からいただきました。
昨日久しぶりに大阪市内に出かけました。
JR大阪駅の地下街を歩いているとアニメのイベントの告知とイラストが壁一面に描いてありました。
外国人観光客の方が楽しそうにスマホをかざしておられました。
人々を確実に幸せにしていると感じました。
私の子供の頃の風景とは隔世の感があります。
当時は、アニメは教育に悪いなどと言う風潮がありました。
今はどうでしょうか?
アニメは日本の文化の象徴であり、世界に誇れる芸術かもしれません。
学生時代、読書恐怖から成績不良になり自己否定と劣等感の塊でした。
高校時代に森田式メソッドを教育者から受けていたら、随分人生は変わっていたと思います。
森田博士は神経質学説を常識と逆の考え方であり、常識ではこの療法の意味を知ることができないという意味のことを書かれています。
この3年ほどでコロナ禍により、人々の思考や価値観も随分変わりました。
私たちの自助グループも今までの発見会ありきの森田ではなく、もっと柔軟で世間常識や価値観にとらわれない組織でありたいと思った一日でした。
今日の森田博士の言葉
治療の主眼については、ことばではいろいろ言いあらわし方もあるけれども、せんじつめれば、「あるがままでよい、あるがままよりほかに仕方がない、あるがままでなければならない」とかいうことになる。
2023.9.29 一世
※「そのままのあなたですべてよし」「私の森田人間学」
※ 山中和己氏著
※ NPO法人生活の発見会