
大阪水曜ほっと集談会一世です。
生きていると日々胃が痛かったり、倦怠感があったり、腰や肩に痛みが生じたりすることがある。
還暦以降はそれが日常である。
だんだんそんな自分に抗わなくなると、かえって元気であったりする。
初めて森田療法に出会われた方が、あなたは病気でも異常でもない、そのままでよろしい。
と言われてもそんなことがあるものかと不思議で中には反発される方もあると思います。
私も当初はそれが信じられなかった。
しかし気になるたびに医者巡りをしても数値的に問題がないことが多かった。
最近は加齢によりいろいろと検査により引っかかってくるが、ある程度は仕方がないと受け止めている。
完全に健康な状態などないのが事実であろう。
不安に襲われる度に医者に行き検査検査と投薬でかなりの医療費の負担を強いられる。
ああ、これだけのお金があれば美味しい物を食べたいと思うこともある。
よりよく生きるために健康でありたいのか?
完全に健康であるために生きるのか?
だんだん意味がわからなくなってくることがある。
※今日の森田博士の言葉
それにつけても、私がいつも残念に思っていることは、一般の医者が神経質症の本態を知ってくれないことです。
神経質症は治った人はみなよくわかるとおり、じつは病気ではないのです。
神経が衰弱しているわけでもありません。
それは主観的のものであり、精神的なものであります。
それで神経質症状の体験のある人には、その真髄がわかりますけれども、
体験のない者には医者であっても容易にその本態
がわからないのであります。
2024/11/9 一世