大阪水曜ほっと集談会一世です。
できるだけ人間とはこうあるべきではなく.自分の直観を大切にしたい私です。
森田博士は、これを初一念という禅語で表現されています。
単身赴任時代、働き過ぎで心が弱っており吸い込まれるように占いコーナーに行ったことがある私です。
いきなりあなたは変わった人ですねと言われて思わず、
ほっといてくれと思いました。
まあ否定はしませんが失礼ではないでしょうか!(>o<)
さてこれほど科学が発展しても占いやスピリチュアルにハマってしまうのが人間です。。
私にも占いをしている若い知人がいます。
これが恐ろしいほど当たっていて怖い!
思うようにいかないときや体調が優れない時、占いに頼りたくなることがあるのです。
森田博士も、若い頃に易に凝って森田の占いはよく当たると言われたそうです。
社会が混迷を極め不安定であればあるほど、易や占いが大いに流行るのです。
何でもかんでも人間がコントロール出来ると傲慢に振る舞ってきた付けは、制御不能な自然災害やAIに政治や世相が、支配されるという哀しい現実を生み出しているのです。
私たちは、一体何を信じれば良いのでしょうか?
森田のいう初一念は、そんな疑問に答えてくれるような気がするのです。
何か話が出来過ぎであるとか、不自然であるとか、理屈ではなく直観で捉えることはとても大切な気がするのです。
※今日の森田博士の言葉
私がこの神経質の療法を発見するまでには、いろいろな迷信的療法などを研究し尽くしたのであります。
三省堂の百科大事典の中には人相、骨相、淘宮術、姓名判断、まじないなどで私の書いたものがのっています。
今になって考えれば私がこのような迷信を遍歴しなかったならば、今日の、私はなく、神経質療法の発見もないのであります。
2024/11/12 一世