大阪水曜ほっと集談会一世です。
若き日の私に、
森田療法のなんたるかを教えてくださった、私たちの自助グループの元顧問で、
協力医であられた河野基樹医師は、以下の句を遺された。
陽は西に生老病死みな祈り
森田療法の真髄とクリスチャンであられた氏の祈りが込められていると感じた。
陽は西に、とは自然界の法則である。
生老病死とは、思い通りにならない事実である。
私は生老病死に抗わずに、最後に祈りをもって生きていきたい。
そんな感じであろうか?
祈りとは、棚からぼた餅のような自分に都合の良い願いではない。
やれることをやりきった人間が、最後にできる努力ではないか?
晩年に河野先生が車椅子で森田療法の講演をされていた在りし日のお姿を偲びながら、
出勤前の身支度を整えた一世です。
2024.9.7 一世