大阪水曜ほっと集談会一世です。
先日地域の盆踊りのお手伝いをしてきました。
小さいお子さんが、若いお母さんやおじいちゃん、おばあちゃんに連れられてやってきて、夏祭りを楽しんでいました。
平日ということもあり、若いお父さんは少なかったです。
おそらく職場で成果や効率を求められて、必死に残業でもしているのでしょうか?
自分自身の過去のサラリーマン生活と重なるようで切なく感じました。
仕事を定時に終わって家族で夏祭りを楽しむ余裕があれば、少しは適応障害など心の病も減るかもしれないと思ったりしました。
本日はアドラー心理学に関する著書で有名な岸見一郎氏の言葉を紹介させていただきます。
以下
※子供と関わったことがある人は、子供は何もしなくても親や周りの人に喜びや幸福を与えることで貢献できることを知っています。
子供が特別であることを願うのは、大きくなってからで、最初はただ無事に生まれてきたことを喜べるのです。
これは子供に限ったことではありません。
大人もありのままの自分でいることで他者に貢献できるはずです。
人は他者に何かをしているから貢献できるのではなく、生きていることで特別でなくてもありのままで、既に他者に貢献することができるのです。※
かつて私たちの自助グループで心の苦しみを訴える仲間にある先輩会員が、生きているだけでいいじゃないですかと言われたことがあります。
そのときはピンときませんでしたが、今は本当にそう思うことがあります。
あなたがそこにいるだけで、歓んだり幸せを感じる人がいるのです。
2024/08/24 一世
※変われない? 変わりたくない?
アドラー人生の意味の心理学(NHK出版)より抜粋
※岸見一郎氏著