「道の辺の尾花が下の思い草
今さらになぞ物か思はむ」
万 葉 集
道端のススキの下の陰にある
思い草のように、
あなただけを思っているのに、
今さら何を思い迷うことが
あるでしょうか。
「思い草」とは
「ナンバンギセル」のことで、
うつむいている様子が、
あたかも物思いにふけっているように
見えることから、
この名がつけられたそうです。
江戸時代に外国人がパイプで
煙草を吸っている様子を
初めて見た日本人が
「思い草」をパイプに見立てて
「南蛮煙管」(ナンバンギセル)
と、呼ぶようになったそうです。
また、花の奥に粘液があり、
触れるとヌルヌルした糸を引くので
「ヨダレクサ」と呼ばれていたとか。
しかしながら…
ナンバンギセルがこんなに
身近に咲いてたなんて…
今日、初めて知りました!
ビックリです!
住宅地の空き地で
尾花の下で林立するように
咲いています。
(上手く撮れません^^;)
この「思い草」・・
連れ帰りたいけど・・
自分で光合成が出来ないので
家で咲かすのは難しそうです。
*令和3年9月4日 市内は近所にて*
ススキがあったらいつもナンバンギセルがないか見てみるのですが、地元では見つけられません。
お近くにあったなんで、なんと羨ましい!!
しかも、萼があざやかな黄色に見えますね。
思い草という万葉の昔の名前もとっても素敵です。
ナンバンギセルも分かりやすくていいけれど、思い草という名前にしてもよかったのでは・・・
自然観察会などで教えてもらい、
幾つか知っていますが、そう言えば、
今年出会っていないのは、
皆さんに言っているんですが、散策が減った^^;
私の話は、さておき、ふとしたことから、
初めて出会うってことあります。
そんな出会いがhanatyanにもあって良かったですね^^
万葉集に書かれていたとは、昔から
日本人に馴染んでいるんですね。
私はきょう滋賀県米原市に行って醒ヶ井のバイカモを見てきました。まだ見ごろでした。
いつも有難うございます🌸
私も、曽爾高原で見て以来の出会いです!
此処は丘陵地で住宅地として開発された土地で、まだ、売れていない土地も残っていて、、
だからなのか、これから咲くリンドウなども見ることができます。
まさか、ナンバンギセルがあるなんて私も驚きです!
しかも大きくて・・
正直、あまり可愛くないのですよ( ´艸`)
いつも有難うございます🌸
この花を知った最初の頃は南蛮という名前から外国から入ってきた植物だと思っていました。
が、日本古来からある寄生植物だったのですね!
万葉集だけでなく、俳句の季語にもなってるようですね。
いつも有難うございます🌸
醒ヶ井に行かれたのですね!
私も何度か行きました。
イイ処でしょう~(^^♪
まだ、梅花藻は綺麗ですね!
花期が長~いですよね。
渓谷には行っていないので是非行きたいです!初夏の頃に行きたいな~と思います。