一つ目はハナショウブが咲いている「花菖蒲池」
二つ目は釣りが楽しめる大きな池の「曽根の池」
そして三つ目は、岐阜県天然記念物に指定されている
淡水魚の「ハリヨ」が生息している湧水池の「ハリヨの池」
この地方では、ハリヨを「ハリンコ」の愛称で呼んでいて
体長は4~7cm程、背中や腹にトゲの在るトゲウオ科イトヨ属の小魚で
春から秋の繁殖期になると、オスは縄張りを持ち
あごから腹部にかけて鮮やかな朱紅色になり
オスが巣を作って子育てをする珍しい習性があり
爺やが子供の頃には、近くの川でも良く見る事が出来たが
今ではハリヨは、環境庁の絶滅危惧種に指定されていて
水温が12℃~15℃に保たれ、湧水等の綺麗な水の場所でしか生息せず
岐阜県の西南濃地方や滋賀県・琵琶湖の東北部地方等の
ごく限られた地域でしか、その姿を見る事が出来ない
爺やがハリンコの姿を一目見ようと、この湧水池の淵へ行ったら
池の中で、数匹のハリンコがゆったりと泳いでいる姿が見られ
そのうちに、一匹のハリンコが池の淵へと泳いで来て
このハリンコは人に馴れているのか、暫くの間モデルになってくれて
ハリンコの泳いでいる姿を、真近で写す事が出来た
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