急斜地に等高線に沿って作られた水田の集まり「棚田」は
幅が狭くて帯状になり、その上、下段の田との間は石等で高い壁が作られて
耕作面積が狭く、田面が水平で田んぼが段々になって造られている姿が
棚状に見える事から名前が付けられたと云われている
水田の約一割に当たる約4,300haの棚田が県内に在って
土の畦畔が山肌に曲線美を織り成し、なだらかに重なり合う大小の棚田は
「日本の原風景」とも云われ、美しい風景が見られる
県内の後世に残したい棚田「ぎふの棚田21選」として19地区が選定されており
その中の一つ「貝原棚田」で、田植えが行われたと聞き
梅雨の晴れ間の好天に恵まれた先日に、家から1時間程車に乗って
川沿いの曲がりくねった山道を走り、この棚田を観に行ってきた
棚田へと続く坂道を登って行くと、上の方から農作業を終え
セニアカーに載って、降りて来たおばあさんに偶然お会いし
暫く、この棚田についてのお話を聞く事が出来た
狭い棚田での農作業は、殆んど手作業で行われると思っていたが
個人で作られている棚田では、2条植えの田植え機等
小回りの利く小型の機械で行われていると聞き
思っていたより機械化が進んでいるので驚いてしまった
訪れた時には、田植えが済んでから1ヶ月余が経過していたので
苗が根付き、稲の株も増えてアオアオと育っており
田んぼの中では、オタマジャクシが元気に泳いでいた
棚田の稲が順調に育ち、秋になると銀色に染まるので
収穫を迎える頃に、もう一度訪れてみたいと思っている
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