将軍家専用の休泊施設と云われています「お茶屋屋敷跡」は
現在迄残る貴重な遺構であり、ほぼ方形の敷地をもつ城郭形式で
土塁や空濠で屋敷内を囲み、四隅に櫓を備えており
東面の中央部には、大手門が有ったと推察されて
跡地では、当時を偲ぶ土塁や空濠の一部が現在も残っていて
豪壮な居館の構えを伝えており、現在ではこの屋敷跡は
個人の所有と成っていますが、敷地内には数多くのボタンが植えられて
東海地方有数のボタン園として、開花時期には無料で一般公開が行われ
多くの人達が訪れて賑わいを見せていますが、園内には竹林や藤棚が有ったり
花水木や緑色の花を咲かせる桜の御衣黄、モミジ、満天星躑躅等の木々が多く植えられて
ボタン以外にも季節折々の景色が楽しめますので、初冬の季節を迎え
晴れの天候に恵まれました12月12日に、このお茶屋屋敷跡を訪れると
屋敷跡地内には誰一人居なくて静かで、屋敷跡地へ足を一歩踏み入ると
目の前には落葉したモミジの葉が一面に地面へ落ちていて、まるで絨毯を敷き詰めた様で
爺やは毎年の様に紅葉を観にこの地を訪れていますが、この様な光景は初めてで
誰一人訪れていない屋敷跡地で、独り占めをしながら1時間余の時間をかけて
今年の見納めと成ります名残の紅葉を、ゆっくりと観て帰って来ました
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