![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/1f/1e420510ac7662bdda45693948cc06bf.jpg)
日本全国に分布するキンポウゲ科の常緑ツル性植物で
日当りの良い山野や森林等で、その姿を見る事が出来る
葉は3~5枚に分かれた複葉で、葉柄や葉の中間部分等が
他のものに巻き付いて、草本本体を固定させている
花は8月から9月に咲き、花の直径は2~3cm位で
4枚の花弁に見える箇所は顎片で、花弁は無く
花糸が萼片より短くて、花には芳香が有り
花は沢山集まって咲き、花びらは十字型に開く
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/39/30088825d1eed83d9fa1b8d65c45ee7d.jpg)
この「センニンソウ」の白い花が、沢山咲いていた
キンポウゲ科の植物には有毒成分を持っている種が多いが
この「センニンソウ」にも全草に有毒成分が有って
茎や葉の乳汁に触れると、肌が敏感な人はかぶれる事が在ると云われ
道端にも生えて棘も無いので、一見牛や馬達が食べるには
手頃な柔らかさの様に思えるが、この有毒成分が有る為に
牛や馬達は食べない所から、別名で「馬喰わず」とも呼ばれ
また、花後に出来る扁平な卵形をしたそう果の先端に
白い羽毛状のものが出来、これを仙人の髭に見立てた事から
「センニンソウ」の名前が付けられたと云われている
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