花咲爺やの気まぐれ通信

日々の出来事等を き・ま・ぐ・れ・に発信

珍しい、「ミミカキグサ」仲間の花が・・・

2013年08月29日 | 山野草の花


・・・画像のアニメは、「Giam」を使って作成しました。(画像10枚)・・・


先回紹介しました湿原で、「サワギキョウ」を観た後に
他の花が何か咲いていないだろうかと思い、湿原内を歩いていたら
奥の方の木の枝に、白い用紙がひっかけられているのに気が付き
何が書いてあるのかと思い、近づいてみてみると
この湿原には、食虫植物である珍しい「ミミカキグサ」の仲間の
4種類が自生していると書いてあり、探してみる事にしました

「ミミカキグサ」の花は、花茎が5㎜弱と小さい為に
目を凝らしながら、湿地の散策路を用紙の有った場所を中心に
歩いて探しましたが、、「シロバナホザキノミミカキグサ」と
「ホザキノミミカキグサ」の2種類しか、見つける事が出来ず
用紙に書いてあった残りの、黄色い花を咲かせる「ミミカキグサ」と
紫色の花を咲かせる「ムラサキミミカキグサ」は
残念ながら、今回は見つける事が出来ませんでした

「ミミカキグサ」はタヌキモ科の一年草で、白い糸状の地下茎を
浅い泥中を這わせ、地中や水中に小さな捕虫嚢を所々に付け
虫が中に入り込むと、蓋を閉じ捕まえて消化する食虫所植物で
日本では、本州から沖縄地方の丘陵地や山地の泥湿地に生え
8月頃から秋にかけて、30㎝位の茎の先端に
小さな花柄の有る、黄色の小花を数個咲かせ
花冠の距は斜め下向きに湾曲していて、花が咲き終わった後には
萼が大きくなって果実を包み、耳かき状となるので
名前の由来は、この形を耳かきに見立てて付けられたと云われています




・・・「ミミカキグサ」の仲間に付いての記述は、一部「みんなの趣味の園芸」様のHPから引用させて頂きました。・・・


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