伊吹山麓にある「セツブンソウ」の自生地では、そろそろ
見頃を迎えていると聞き、先週の水曜日は好天に恵まれたので
爺やの写真の先生を案内して、この自生地へ行って来ました
日本原産・キンポウゲ科の多年草である「セツブンソウ」は
関東地方より西の地域に分布し山地のブナ林等の
落葉広葉樹林の林床に生え、石灰岩地を好み
名前の由来は、「節分」の頃に花を咲かせる事からと云われ
「節分」の頃に花が咲き始めるのは、暖かい地方のみで
寒い地方では3月上旬頃と云われ、「節分」には間に合わない様で
凍てつく様な真冬に芽を出し葉を開いて、高さ10cm位の花茎の先に
径2cm位の可憐な白い花を一輪咲かせますが、花びらに見える部分は萼で
普通は5枚有り本来の花びらは退化して、先端が2又に分かれた黄色い
蜜腺になって居て雄シベを囲む様に付き、雄シベの先端に付き
花粉が入った葯は紫色をした鮮やかで可憐な山野草ですが
木々の新緑がまぶしくなる晩春の頃には、茎や葉が枯れてしまい
地下の球根の状態で秋の季節迄休眠に入り、「セツブンソウ」が
地上に顔を出して姿を見せるのは、僅か春の季節の3ヶ月程度で
はかない山野草であり、「春の妖精(スプリング・エフェメラル)」と
呼ばれており、爺やは数年前にこの自生地をネットで知り
それ以来可憐な「セツブンソウ」を見る為に、この自生地を訪れていますが
今年訪れた時には、数日前に降った雪が日陰にまだ残っていて
その雪の中から顔を出した「セツブンソウ」の花を初めて見る事が出来て
「セツブンソウ」のその姿を写し、感激して帰って来ました
「セツブンソウ」の自生地を訪れた時の様子を、デジブックで纏めてみました。
お目に留まり、ご高覧頂ければ嬉しいです。
ヽ(^o^)丿
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