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浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

恩師の歌集「愛」より

得るものも失うものも無き我れに
何を恐れん我れ神の中

「講演集」より。

2014-11-20 06:24:18 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

         恩師のご著書「講演集」より


              講演集、 二


      この世への執着や心の重さが成仏を妨げる


先の続き・・・

「あなたは自然に逆らってそういう超自然現象を現わす力があるのだったら、
この家庭の調和の為にしっかり頑張りなさい」と言いますと、
「あんなにガチャガチャ言うのは気に入らん」つまり、
その家の中で夫婦が絶えず喧嘩をするのが、お稲荷さんじゃ気に入らないと言います。
「それは結構です。私が夫婦を指導いたしましょう。
その時はもう水を出しませんか」と聞くと、「もう出さない。
そのようにしてくらたらもう水は出さない」
「それでは約束しましたよ」と言って、その人たちを呼んで
「あなたたちは仲良くしなさい。お稲荷さんは怒って水を出すのだと言っていますよ」と、
東京の夫婦に注意をさせていただきました。
ご夫婦はびっくりして、今後仲良くすることを誓ってくれました。
このように自然に逆らった超自然現象を現わす力があっても、それは霊の力で
自分の心を悟ることができないのです。
だから何回も出て来ては私に叱られて、「許してくれ、許してくれ」と稲荷さんが泣いています。

しかしこの件以後はもう水は出なくなりました。
私の心の友の方々は、みな目のあたりに一緒に見てよく知っています。
一番気持ちが悪かったのは、「先生のところに祀ってほしいのや、祀ってほしいのや」と、
神様が言うことです。
「いや、私は祀りません。私はそういう偶像は祀りません」と断わりますと、
「先生のところならどこでもいいから祀ってくれ。便所の端でもいい」
「そんな汚いところに祀ってもらってどうしますか。
まことの神の御使いをさせていただくこの私でさえ、祀れとか拝がめなどとは言ったことがない。
あなたは自らを知りなさい」と強く言いますと、「祀ってくれなかったら、
先生の肩に乗せてほしい」と言ってきます。
「神と祀られながら、こんな愚かな私の肩に乗ってどうするのですか。
あなたはこの私の肩に乗る力がありますか」と私が言いますと、
「先生が駄目ならここにいる誰でもいいから肩に乗せてほしい」と指をさして探しかけた時、
冷たい風がピューッと吹いてきました。
すると、たまたま泉大津から見えていた方がキャーッと飛び上がって逃げ出してしまいました。
それ以来再びその人はここに来てくれません。


             ~ 感謝・合掌 ~




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