恩師のご著書「講演集」より
講演集、 二
「仕事」の本来の意義
先の続き・・・
この話しをしますと、
「そんなことを言ったら、生きていけない」とおっしゃるから、
その方に言ったのです。
「考えてみなさい。企業を一つ例に取ってみましょう。
どんな企業も必ずピラミッド型になっていて、会長・社長・部長・課長・係長、
そして下があります。
企業というものは必ず優秀な人材をもとめていて、しょうもない奴は求めていません。
会社の為に頑張って役に立ってくれる人材を、鵜の目、鷹の目で、
新入社員の中から探しているわけです。
その中にあって、ちょっとしんどいから代わろうかとか、
油を売ってやろうかとか、えらい目をさせておいて、
給料が少ないなどと文句を言っておりますと、これは駄目だな、
役に立たないなと、選別されていきます。
それに対して、私は仕事を通して生きさせてもらっている、
そのご恩返しをさせていただくのだという思いをもって仕事をしますと、
人が見ていようが、見ていまいが関係なく、陰日向なく、
ただ感謝・報恩で仕事に精出していますから、それは上から見た時、忽ちに分かります。
ああ、ここに特異な人材がるなあと認められて引き上げられます。
やがて昇級の時期が来ましたら、
「ここに上げても大丈夫」と必ず引き抜いて用いられます。
しょうもない者に引き上げはきません。
そのようにして正しく仕事をした時、必ず出世できるようになっているのです。
人に蹴落とされたり、そんなことはしません。
時代遅れでもありません。
ほんとうの正しい生き方を知らないから、人の足を引っ張ったり、
人の悪口を言って自分の心に砂を詰めたりしてしまうのです。
企業は必ず優秀な人材を求めています。」
~ 感謝・合掌 ~