恩師のご著書「講演集」より
講演、四
初めての東京講演、まさに天上界のお計らい
只今ご紹介いただきました長尾弘でございます。
不思議なご縁を頂きまして、
東京の地にお招きをいただきましたことを心から感謝申し上げます。
ありがとうございます。
皆様も新年早々お忙しい中と思いますのに、
このようにたくさんの方が集うて下さいまして、
私の身にあまる幸せでございます。
重ねて心からお礼申しあげます。
ありがとうございます。
私は今ご紹介いただきましたような、
立派な人間ではございませんし、出来た人間でもございません。
ほんとうに未熟な者で、皆様よりも至らない者と、
自分自身では思っております。
その私をこうして東京へ招いていただいたことは、重ねて申しますが、
身にあまる幸せでございます。
いつもお話に先立ちまして、「ふるさと」の歌を合唱させていただいております。
私たちはあの光り輝くすばらしい魂のふるさとから、この地上の物質として
現れた現象の世界に、魂の修行のために出てきております。
その魂のふるさとは、安らぎと喜びと調和に満たされたすばらしいふるさとです。
この地上での目的を果たしますと、
やがてその魂のふるさとへ帰らなくてはなりません。
この「ふるさと」の歌の歌詞から、
あの魂のふるさとを思い浮かべながら歌っていただきますと、
私たちがやがて帰っていく世界が心の中から湧き上がってくると思います。
では、「ふるさと」の歌を皆様といっしょに合唱させていただきたいと思います。
―――「ふるさと」の歌合唱―――
~ 感謝・合掌 ~