恩師のご著書「講演集」より
講演、四
調和された心、安らぎの心は「光」である
先の続き・・・
「では、あなたは日々の生活の中で、お父さんお母さんに逆らうことなく、
家庭の中で親への孝養を尽くしていますか」と聞きましたら、
付き添ってこられたお母さんが、「この子はもう親の言うことを聞かないで、
心配ばかりかけますから、先生、もっと言うてやって下さい」と、
おっしゃったのですね。
「それ、みなさい。その毎日の不調和な心が不調和を呼び込んだのです。
だから、心の底から当てた人を許させてもらいなさい」と言って、お願いしますと、
「許させてもらいます」と、心から許されましたら、そのムチ打ちが
治ってしまいました。
もう、一人でサッサと歩けるようになりましたね。
心の作用とは、そのようなところまで現れるのです。
ですから、常に自分の心を安らかに持たせてもらうことです。
~ 感謝・合掌 ~