恩師のご著書「講演集」より
講演集、三
子供は親に目覚めを導く
先の続き・・・
後になって分かったのですが、
深夜喫茶とかいうのは一晩中店をあけているそうです。
そういう所に友達同士が集まっていろいろ話をしていたら、
すぐ夜は明けるそうです。
時間は知らない間に過ぎるのですね。
そういうことが続いていたのです。
友達同士でつまらないことをワイワイしゃべりながら遊んでいましたら、
誰も文句は言いませんし、それは、ものすごく都合がいいのです。
ところが、家に帰ってきたら、親は小言を言い、叱りつけ、
或いは殴ったりします。
それはものすごく都合の悪いことです。
だから、都合のいいほうへいいほうへと、流れていくのですね。
そういうことが分かってきました。
そして、文句を言っていた思いが、神様にすがるようになりますと、
「何とかこの子が、外にいるよりも私の側にいるほうが、都合がいいように
ならなくてはいけない。
そのためには、叱ってはいけない、怒ってはいけない。
叱るのはよいとしても、絶対に怒ってはいけない」と言って、
これまでのように怒るのは、一切やめていしまったのです。
~ 感謝・合掌 ~