恩師のご著書「講演集」より
講演、四
調和された心、安らぎの心は「光」である
先の続き・・・
しかし、私たちは今日まで平気で自分の心を苦しめてきました。
つまり、怒り、妬み、謗り、愚痴、人の悪口、陰口、恨み、憎しみ、
不要の取越し苦労、不安、恐怖などに捉わえれて、
自分の心を苦しめてきました。
この、自分で作った心の苦しみが、
自分の環境や肉体に上に苦しみとなって形をなし、
現象化してきただけのことです。
すべてがすべてそうだとは言いませんが、
例えば交通事故にしましても、ちょっとした不注意によって、
とんでもない事故に遭い、
一生の苦しみを背負う方がたくさんあります。
「心ここにあらざれば、目にして見えず、耳にして聞こえず」と言いますが、
こんなすばらしい花を生けてもらいましても、心を向けることがなければ、
花の美しさを見ることはできません。
~ 感謝・合掌 ~