恩師のご著書「講演集」より
講演集、三
子供は親に目覚めを導く
先の続き・・・
でも、それほどにしても、だめなのです。
やっぱり、朝まで子供の帰りを待つのです。
待っていて、何ごともないと、また腹が立ってきて、
どうすることもできないのですね。
こうなりましたら、もう書くだけです。
「神様、私をどこまで苦しめてくれたら、
神様は気が済んでくれるのですか。
私に与えられる苦しみでしたら、
どんな苦しみでも受けさせてもらいます。
どうか、子供を通して、私を苦しめないで下さい。
いい加減にして下さい」と、神様に文句を言うわけです。
朝まで祈って、困ったことを書きつけたのですね。
しかし、そんなことをいくら頼んでも、
神様は聞いて下さいません。