絵手紙

パソコンによる絵手紙をはじめて・・・

弥勒   (篠田節子)

2005-10-10 13:51:48 | 読書
以前パスキム共和国(チベット、インドに隣接する国)を訪れた時
その仏教美術に魅了された新聞記者永岡、
パスキム美術展開催に向け奔走するが、パスキムでクーデターが起きた事を知る。
インド出張の折、危険を顧みず国境閉鎖されたパスキムに入る。
そこで見たものは・・・・
人間皆平等の名において伝統、宗教、カースト制度廃止、無政府社会・・・
過酷な気象条件のもとしだいに疲弊していく山岳民族の悲劇・・・
過酷な条件の元に生きる人々にとって宗教の必要性
それ故に生まれた土着信仰の何たるかが、伺い知れる。
★★★★★

アブチロン

2005-10-10 13:30:40 | 花おりおり
アブチロン (アオイ科)
チロリアンランプと同じアブチロンの仲間
チロリアンランプは蔓性ですがこれは立ち木です。
これもかなりの耐寒性があると見え、
彼方此方でよく見かけるようになりました。
釣鐘状の柔らかい花びらは芙蓉に似ています。
色は黄色・オレンジ・白などがあります。

アブチロン(チロリアンランプ)

2005-10-09 23:28:18 | 花おりおり
アブチロン(チロリアンランプ)  アオイ科
アブチロンの仲間で、赤くて可愛くぶら下りランプのように
見えるところからチロリアンランプと名がついたようです。
ブラジル原産の熱帯植物ですが、比較的寒さに強く
ご近所で垣根などにからませているのをよく見かけるようになりました。
別名、浮釣木(ウキツリボク)
本当に浮きのようにも見えます。
花期も長く、6~10月ごろまでと長く愉しませてくれます。

ジョウロウホトトギス

2005-10-08 15:48:02 | 花おりおり
ジョウロウホトトギス(上臈ホトトギス) ユリ科
ヤマホトトギスは殆ど終わりましたが、
庭や鉢植のホトトギスが咲き出しました。
近所の鉢植えの(紀伊上臈ホトトギス)です。
キイは紀伊半島の紀伊、上臈とは江戸幕府大奥の位の高い女官のこと。
つややかな黄色い花が垂れ下がっている姿は気品たっぷりです。

アキノウナギツカミ

2005-10-07 22:05:48 | 花おりおり
アキノウナギツカミ(タデ科)
(秋の鰻攫/別名アキノウナギヅル)茎に下向きの短い
刺があり、「ウナギでもつかめる」という意味から付けられた。
水辺などに生える0,6~1mの1年草。
花期は6~10月、
草叢の中から可愛い花があちこちで顔を出していて
微笑ましい花です。


シュウメイギク

2005-10-06 20:29:43 | 花おりおり
シュウメイギク(秋明菊) キンポウゲ科 (イチリンソウ属)
秋に菊によく似た花を付けることによる。
別名は貴船菊で、かって京都の貴船に多かった事による。
庭に植えられるほか、人里近くの林縁などに生える多年草。
紅紫色・八重などがある。
ふつう果実は出来ず、地下匐枝をだしてふえる。

キバナコスモス

2005-10-05 16:21:24 | 花おりおり
キバナコスモス(キク科) コスモス属
キバナコスモスとは言うものの、あのコスモスとは別種の花です。
普通のコスモスと違うところは、暑さに強く葉も幅広でややまばらです。
花期も普通のコスモスは9月~11月頃に対し
6月~11月頃と長く、公園等の花壇を明るく彩っています。


幸せのねむる川   アン・ドヒョン

2005-10-04 23:51:12 | 読書
鮭のカムルが色々な出来事と出合い、成長しながら母なる川に帰えり
子孫を残すという大仕事を終えるまでの物語。
カムルに寄り添い共に海から川に旅をしている気持ちにさせられる。
生きる理由・・・川をさかのぼる事の意義・・・夢・・希望・・愛・・
過去を振り返り、自分はどう生きてきたか?これからどう生きるか?
今の自分は、自分以外のものの背景、つまり誰かの支えになっているのか?
深く考えさせられる。同じ目線で見るのではなく、心で見る。
見えないものを見ようとする目、見えないものを見ることが出来る
目を持てるよう心がけたい。
優しくて綺麗な文章。二度も読み返しました。
★★★★★


ヤブラン

2005-10-03 15:46:05 | 花おりおり
ヤブラン(ユリ科) ヤブラン属
山野の木陰に生える多年草。
葉は根生し長さ30~60cm幅0.8~1.2cmの線形。
花茎は高さ30~50cmになり、淡紫色の小さな花が
総状に多数つく。種子は直径6~7mmの球形で
光沢のある黒色。
最近は葉にフイリの明るい感じのヤブランが
花壇の縁取りになどに見かけます。

ミョウガ

2005-10-02 15:05:47 | 花おりおり
ミョウガ(茗荷) ショウガ科
日陰を好み酸性土にも強い作物、宿根性多年草
薬味・天麩羅・刺身のつま・漬物と幅広く愛される
香り高い茗荷・・・
我が家の立った一本の茗荷に初めて2個の
茗荷の子が採れました。
花を咲かせると実がスカスカになり味が落ちるのですが
花も捨てがたい美しさを持っています。
で・・・花を見てから天麩羅・・(楽しみです)
6~8月頃出るのが夏茗荷、今頃出るのが秋茗荷
春、若い芽が茗荷竹(若芽の形が篠竹の竹の子に似ているので
(ミョウガタケ)と呼ばれる。