昨日のブログにも書きましたが、激寒の日々が続いております。
昼間でもこの気温か・・・とひるんだけど、昨日から吹き続いた風の影響か。
なんだか空気もきれいな感じ。
というわけで、ヒートテック2枚重ね、カイロ2枚貼り、耳付帽子(といっても猫耳のようなものがついている萌え系ではなく、耳の部分までカバーできる帽子の意)、大判マフラーぐるぐる巻き・・・という完全装備ででかけました。
これだけ寒いと。
道のあちこちに出ている売店の食べ物が。
無性に美味しそうに見えてきます。
ほっかほかのとうもろこし、小吃・・・。 食べた~い!
さて、実は今まで歩きかタクシーばかりだったので、今日こそ地下鉄のカードを買うぞ!と決めていました。
ここ北京にも、日本のSuicaとかPASMO、ICOCAみたいなカードがあって、地下鉄・バスはもちろんいくつかの店舗でも使え、さらにバスの場合はかなり割引してくれるというとっても魅力的なカード。
なのでまずはそれを買うぞと地下鉄の駅へ向かう途中のこと。
不思議な建物発見。
こちらから見ると単なる使用していない地下へ続く入り口なんだけど、反対側にまわると。
屋根の上が階段になっていた。
一体いつ誰が何のために使うんだ?
地下鉄の駅に着いたのでICカードを買おうとしたのだけど、見たところ販売してる窓口がなく、あるのは切符の券売機と自動改札だけ。
この駅では販売していないのかな?と思い、仕方なく普通の切符を買うことに。
タッチパネル式の券売機で買います。
画面にタッチして目的地、枚数を指定。 2元ですね。 はいはい。 紙幣を入れますよ。
1元札を券売機に挿入すると。
うぃ~ん(機械の音)。
おやぁ~? 紙幣が戻ってきたぞ。
もう一度入れ直す。
うぃ~ん。
また戻ってきた。
この1元札があかんのかな?と他の1元札で試してみたところ。
試した4枚、全部戻ってきやがった。
仕方ないので5元札を入れてお釣りをもらう形にしようとお札を入れたところ、何とまたまたうぃ~んの音とともに5元札が戻ってきて、一言メッセージが。
コノ機械ハ釣銭切レデス。
ふざけてんのか?
他の券売機を試してみるも同じ。 中にはコインしか受け付けない物もあるが、あいにくその時コインの持ち合わせはなし。
みんなICカードを持っているのが当たり前なのか、私以外券売機で買おうとしている中国人もいないので、周りに聞くこともできない。
仕方なく改札近くの係員に「券売機がお金を受け付けない」と訴えると、その女性係員は
やれやれ、しょうがないわね、といった風の困った笑みを浮かべて、目的地までの切符を発行してくれた。
・・・いやいや。
やれやれ、しょうがないのは私でも私の1元札でもなく、あんたらの券売機やろ。
で、無事駅構内に入れたんだけど、そこからホームまでがまた距離があり、てくてく歩いているうちに、もう一つの大きな改札口に到着。
そこで何気なく改札の外を見ると。
ICカードを売ってる窓口、あるやんっ!
どうしても今日ほしかったので、なんとか改札の外に出てカードを買いたい。
ダメもとでたった今駅構内に入ったばかりのカードを改札の機械にかざしてみると。
ピコンピコンピコン!
・・・やっぱり同じ駅から入って同じ駅から出るとエラーになるよね。
というわけで、係員がやってきました。
「当日の切符で入ったけど、ICカードを買いたいから一旦外に出してくださいな」
と訴えたら、その男性係員は。
やれやれ、しょうがないね、といった風の困った笑みを浮かべて、自分のカードを使って私を外に出してくれた。
とまあ、そんなわけで、やれやれしょうがない私は無事に。
カードを買うことができました。 わ~いわ~い!
・・・って、まだ地下鉄にも乗ってへんやん。
スタート時点でずいぶん手こずってしまったけど、ようやく今日の目的地『鼓楼・鐘楼・胡同界隈』へ出発!
地下鉄の駅構内にはこんな案内もあって、すこぶる便利になっていました。
地下鉄『鼓楼大街』で下車、鼓楼方面へ歩いていくと、道沿いにはお店や建物が並び、
ユースホステルもいかにもチャイナ!って感じ。
麦当労、つまりマクドナルドも
チャイナ風。
このマクドには後でお世話になるのだけど、それはまた後述するとして。
メイン通りを左折すると、鐘楼が見えてきました。
細い路地の向こうに鐘楼。 趣きあるなあ・・・。
強風にゴミが舞っていても気にしない。
この辺りには人力三輪車がいっぱい。
これに乗っていくのもいいけど、それは少なくとも気温が0度以上になってからの話だ。
ど~んと鐘楼。
その反対側には。
鼓楼。
中国遺産の前を歩く、外国人とセーター着た犬。 時間も文化もいっしょくたな感じが面白いな。
・・・で、鼓楼にも鐘楼を素通りして(上らんのか!?)
『煙袋斜街』へ入ってみたいと思います。
すっかり観光地化されちゃった感のある煙袋斜街だけど、ぶらぶら散歩してみるとなかなか面白い。
この続きはまた今度。