北京には『藩家園』という骨董市場・・・というか、ガラクタ市というか、なんでもありの大きな市場があります。
ある土曜日。 その前日出張から帰ってきたばかりのやっちゃんはのんびり家で過ごしたいというので、ならば!とひとりで出かけてきました。
そう、藩家園へ行くには週末がおすすめ。 平日とは比べ物にならない多くの店がずら~っと並ぶからです。
この日ももちろん。
ICカードを使って地下鉄で。
平日と違ってすごい人ごみにもまれながら地下鉄に乗っていたその時。
キキキィ~ッ!!!
地下鉄、急停止。
そして。
車内の電気が消えマシタ。
・・・怖いっちゅ~ねん。
が、車内にいた皆さんはというと、ただ一人女性が「ひゃっ!」と小さく叫んだだけでザワつくこともなく、よく言えば冷静沈着、その実ただ単に日常茶飯事で慣れちゃって「ひゃっ!」の一言でおしまいということか。
で、暗いまま電車は走り出し、その後しれっと電気がついて、何のアナウンスもないまま、何事もなかったかのように次の駅に到着したのでした。
何度も言うが、怖いっちゅ~ねん。
無事、最寄りの駅に到着。
と言ってもそこから15分ほど歩くわけですが、その付近にはあちこちに。
めがね城。
こちらもめがね城。
北京にはなんとか城といって、同じ商品を売るお店がどば~っと集まってる建物を時々見かけます。
が、めがねには興味なかったので素通り。
すると前方に人だかりが。
こっ! これはっ!!!
おっちゃんが、自費出版した本を道端で売っていたのでした。
ま、それだけなら何の不思議もないんだけど、何故かそのおっちゃん。
大人気。
サインまで求められている。 なぜだ?
さて、藩家園に近づくにつれ、道端で商品を売る人も増えてきました。
ガラクタにしか見えない雑貨から、なぜか台所用品を2~3個並べて、あんたそれ、家からちょっといらんもんを持ってきてるんちゃうん。
そして。
でろんと毛皮をぶら下げてる人もいた。
背中に担いで歩く後ろ姿は、世にも珍しい2足歩行のトラだった。
そうこうしているうちに、到着です!
『藩家園旧貨市場』
早速中へ入っていきましょう!
・・・と、その前に、話はイキナリ帰り道の出来事に飛ぶ。
行きの地下鉄でびびったので、帰りはバスにしようとバス停に着いたものの。
道、大渋滞。
バス、動きません。
これはいくら待っても無理そうなので、ちょっと離れたところからタクシーでも拾うか・・・と思ったけど。
無法地帯と化した道路では、ありえない方向から車が突っ込んできて、その辺一帯身動きとれません状態。
クラクションは鳴るわ、人は怒鳴るわで、もうわちゃわちゃ。
さらに、道路では。
事故ってた。
結局どの交通機関を選んでも、あとは運次第ということ・・・なのか? そうなのか?
というわけで、仕方なく帰りも地下鉄に乗って帰ったのでした。
・・・え?
肝心の藩家園の写真?
あの市場は。
ど~んと広いスペースに。
色んなお店が並んでいるので。
続きはまた今度。