日曜日なので、サクッと軽めの更新で。(写真少な目、文字多めです)
先日、ご飯を食べていた時に出会った中国人ファミリーの話を少々。
この日は遅めのひとりランチでした。 かなり歩いた後だったので、どこかで軽く食べて帰ろうと地下鉄に隣接したショッピングモール内をうろうろしていたら、気軽に入れそうな石焼ビビンバ屋さんを発見。
この店名って、北京でよく見る韓国焼肉のお店では?
ならば石焼ビビンバも美味しかろうと期待して入ったのだけど、まず店員の態度にノックアウト。
応対した女店員は、笑ったら損とばかりに無愛想な昔ながらの(?)中国店員。 ビビンバと飲み物スモールサイズを注文したら、
「スモールはない。 飲みもん欲しけりゃセットにしろ」
とぬかしおる。
疲れてたしどうでもいいです。 セットでいいからお願いしますよ。
すぐにセットが来ました。
ところで、私と同じタイミングで店に入ってきたのが、隣の席の5人ファミリー。
見たところ、父、母(恐妻風)、小1くらいのボンボン、他男女各1名という親戚一同という感じ。
その接客にあたった男店員がまた残念君で・・・。
歩き方からして、オランウータンばりの前かがみ、ダルダルの両手、やる気のかけらも感じられず、何度注文を聞いても
男店員 「え~っと、ビビンバが3つで、ジュースが・・・」
客(恐妻) 「ちゃうがなっ! セットが3つや! それにドリンク追加でうんぬんかんぬん・・・」
男店員「あ、セットが3つだから、合計金額は・・・〇〇元?」
客(恐妻)「はぁ? だから~。セットが3つで、うんぬんかんぬん・・・。計算したら〇〇元やろ?」
みたいなやり取りが続き、同じタイミングで入ってきた私はもう食べ始めているというのに、残念な男店員と恐妻はまだセットがどうのこうのでもめている。
そして恐妻の息子、つまりワガママなボンは「ぼくのマンゴージュースまだ~?」とわめきおる。
ボンよ、残念ながらマンゴージュースが出てくるのはまだまだ先だ。
こんなやり取りを横目で見ながら
愛想が最悪でも担当してくれたのが女店員でよかった
・・・と、ひそかに思いました。
で、肝心の味ですが、石焼ビビンバはまあ、普通。(というか、正直普通以下)
セットでついてきたポテトサラダは。
一見ポテトサラダのふりしてるけど、実はバニラアイスやろ?と突っ込みたくなるような甘さだった。
更に。
スープ、ぬるいっちゅ~ねん。
が、辛いビビンバにはそれが意外とちょうど良かったのでそのまますすっていたら、例の隣の席の恐妻が。
「このスープ、めっちゃぬるいやんっ!!」
とわめいた。
そうかそうか、私のスープだけじゃなかったんやな・・・と安心してこちらはすすり続けたんだけど、恐妻は納得いかないらしく「熱いスープに変えろ!」と文句をたれ、結局あつあつ、ほかほかのスープをゲットしていた。
よかったな、恐妻。
・・・と思ったら、今度は恐妻、自分のビビンバを食べながら旦那に向かって一言。
「なあ。 私のビビンバ、牛肉めっちゃ少なくない?」
よくわからんが、自分の頼んだビビンバの牛肉の割合に納得がいかないらしい。
で、次に恐妻が取った行動はというと。
女店員を呼んで文句垂れてた。
「ちょっとこのビビンバ、メニューの写真より牛肉少ないねん。 足してくれる?」
・・・っていうか、恐妻。
あんたもう既に食べかけてるやん。
食べかけのビビンバ出して牛肉少ないって、そりゃ無茶ブリもいいとこちゃうん?
と思ったけど、意外や意外、店員は超無愛想な態度で牛肉を足してきたのでした。
言えば何とかなるんか??
その間、例のマンゴーボンボンは何をしていたかというと、ろくにご飯も食べずに石焼ビビンバの熱~い石鍋部分にプラスチックでできた箸袋を押し付けて、「溶けてる!溶けてる!」と喜んどった。
異臭がするがな。 やめてくれ。
そして、例の残念な男店員はというと、口の中いっぱいに何かをもぐもぐしながら、ダラダラうろうろしておった。
・・・二度と来ないな、この店。
で、ショッピングモールを出ようとしたら。
自動回転ドアなのに、手押しじゃないと動かなかった。
「手で押さないでください」という注意書きは「手で押してください」に書きかえた方が良さそうだ。
以上、イケてないビルのイケてないビビンバ店でのお話でした。
おまけ。
春節の時に凄かった花火も、使用が許されるのは元旦から数えて15日目の明日まで。
そのせいか昨晩は再びマンションの目の前でどか~んと花火が上がりました。
ズーム一切なし、目の前でこの状況。
様子を見にマンションの外に出てみると、どうやら同じマンションに住む欧米人が30人ほど集まって、みんなで盛り上がっていたようでした。
花火使用期限に向けて、今夜もあちこちで花火が上がりそうです。