Cayratia japonica
文字通り、藪を枯らしてしまうくらいに旺盛な生命力、というところからこの名前がついているとか。因みに別名をビンボウカズラ(貧乏葛)というそうです。
なんか身もフタもない感じのネーミングばかりで気の毒になってきますが、それもある意味でお庭などを持たない気楽な暮らしで通りすがりの草むらやフェンスに絡まっているところを見かけるだけ、だからですねきっと。
その植物自身の特徴云々は置いておいて、花の様子だけに着目すると、可笑しくて愛らしい、と言ってしまいたくなります。
小さい花が好きなのです。この複数の、泡粒の集まりのように見える塊りが皿状に広がっていて、一つの集団を形成している様子は、案外目を引くのはないかと思うのですがいかがでしょうか。
そこに淡い色目のピンクオレンジの、ごくミニマムな小皿状の花が、薄黄緑色の蕾に混じって咲いています。
そしてその小皿状の花の真ん中には、キャンドルのような黄色の細い突起が直立しています。
全体を見立てれば、キャンドルライトのようです。しかしそれはとっても小さい。(この姿になる前に別の花の姿があるようです。あちこち調べていて初めて知りました。植物の世界も奥深いです。こちらの状態の時の花はまだ見たことがありません…。気になる方は検索してみてください^^)
町中や住宅街などでそのいでたちに、思わず引き込まれてしまってよーく見ようとかしてしまったりすると、ナニヤッテルヒト? になってしまう可能性ありますが、近寄らずにはいられないです。(もしそんな感じのヒト、帽子被ってマスクして、スマホ握ってヤブカラシに迫っているヒト、を見かけましたら、ああ…と思ってそっとしておいてやって下さい^^)
ニンゲンから見たらの、ヤブカラシ。植物同志の間でも嫌われモノなのでしょうか?
*I’m not sure if my English grammars are correct.
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