今日は、今年最後のお茶のおけいこでした。
お床には、馬の色紙が掛けてありました。納め干支?と言ったかしら。(先生、忘れてばかりですみません)干支ものは、1月と12月に使うのだそうです。今度、お馬さんに会うのは、12年後です。
12月になると「無事」のお軸がかけてあったり、六瓢棗(むひょうなつめ 六つのひょうたんが描かれたなつめ 無病息災に通じる)が出てきたりして、「今年も何事もなく無事に一年が過ごせたなあ」と感謝の気持ちがわいてきます。
以前、「お茶は形式ばっているのが嫌」という人がいました。その時は、うまく反論できませんでしたが、今なら、その時の状況にあわせてするものなんですよと言えるかなあ。お茶は初心者には飲みやすいように抹茶を少なめに薄く点てたり、お湯が熱いときには茶せんをよく振って飲みやすいようにさましたり。お客様がお菓子をゆっくり召し上がっていたら、ちょうどいいときにお茶をお出しできるように動作をゆっくりめにするとか。お茶を通して相手を思いやったり、ものを大切に扱う気持ちを養っていると思います。
それに、お茶を通して季節のうつろいに敏感になるのもうれしいことです。電車から見える六甲山の木が、葉を落とし遠くが透けて見えるようになっていたら、「深山路(みやまじ)だなあ」雪が見れば「六つの花が降ってきた」とか。季節の美しい言葉も覚えます。
私は、炉の炭が、おこって赤々となるのが きれいで好き。中ぶたをして釜のふたを開けたときに、湯気とともに釜の沸く音がするのとかも好きです。もちろん、おいしいお菓子とお茶をいただいて、ほっこりするのも大好きです。
お床には、馬の色紙が掛けてありました。納め干支?と言ったかしら。(先生、忘れてばかりですみません)干支ものは、1月と12月に使うのだそうです。今度、お馬さんに会うのは、12年後です。
12月になると「無事」のお軸がかけてあったり、六瓢棗(むひょうなつめ 六つのひょうたんが描かれたなつめ 無病息災に通じる)が出てきたりして、「今年も何事もなく無事に一年が過ごせたなあ」と感謝の気持ちがわいてきます。
以前、「お茶は形式ばっているのが嫌」という人がいました。その時は、うまく反論できませんでしたが、今なら、その時の状況にあわせてするものなんですよと言えるかなあ。お茶は初心者には飲みやすいように抹茶を少なめに薄く点てたり、お湯が熱いときには茶せんをよく振って飲みやすいようにさましたり。お客様がお菓子をゆっくり召し上がっていたら、ちょうどいいときにお茶をお出しできるように動作をゆっくりめにするとか。お茶を通して相手を思いやったり、ものを大切に扱う気持ちを養っていると思います。
それに、お茶を通して季節のうつろいに敏感になるのもうれしいことです。電車から見える六甲山の木が、葉を落とし遠くが透けて見えるようになっていたら、「深山路(みやまじ)だなあ」雪が見れば「六つの花が降ってきた」とか。季節の美しい言葉も覚えます。
私は、炉の炭が、おこって赤々となるのが きれいで好き。中ぶたをして釜のふたを開けたときに、湯気とともに釜の沸く音がするのとかも好きです。もちろん、おいしいお菓子とお茶をいただいて、ほっこりするのも大好きです。