ささやかな幸せ

SUPER EIGHT、本、美術鑑賞、俳句、お茶が好き!
毎日小さな幸せを見つけて暮らしたい。

『歪んだ波紋』

2019-03-04 21:51:05 | 
 明日、いかなご解禁。今年は、めっちゃ高いらしい。もう、2年もいかなごをたいていない。高いのを我慢してたくべきか?今年もあきらめるか?悩む。

 今日、歯のクリーニングに行く。前回は、「あまりきれいに磨けていない」と言われたが、今回は、「がんばって磨いていますね」と言われる。『日本人の9割がやっている残念な習慣』にあった「歯ブラシで歯を磨く前にた糸ようじや歯間ブラシを使用する」を実行しているのがよかったのか。今回は、タフト歯ブラシも多用しているのがよかったのか。歯並びが悪く、虫歯の被せだらけの私は、これ以上悪くならないように必死。タフト歯ブラシ、歯間ブラシ、糸ようじ、エビスのプレミアムケア歯ブラシと4種類の歯ブラシを駆使してがんばる。村上くんも3.4種類の歯ブラシを使っていると言っていたっけ。歯並び悪いあるあるかな。


『歪んだ波紋』 塩田武士 
 「誤報」にまつわる5つの物語。新聞、テレビ、週刊誌、ネットメディア―昭和が終わり、平成も終わる。気づけば私たちは、リアルもフェイクも混じった膨大な情報に囲まれていた。その混沌につけ込み、真実を歪ませて「革命」を企む“わるいやつら”が、この国で蠢いている。
 それぞれの短篇に出てくる人々がいろんなところでつながっている。私は、「あれ?この人、前出てきてなかった?」ということが多かったので、相関図を書きながら読んだ。
 松本サリン事件や桶川女子大生ストーカー事件では、警察のミスリードにより、マスコミが被害者が悪いかのような報道をしたのは記憶に新しい。誤報をしても、訂正記事は目立たないところにちょこっと。その前に間違った印象が拡散されており、その染みついた印象はなかなかぬぐえない。後にルポライターが書いた事件の真相や検証を読み、驚くことも多い。
 だから、この話は怖いし、薄気味悪い。わざと誤報を流すなど、理解しがたい。この話、まだまだ続きそうなので、次が読みたい。
コメント
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