「知ってるワイフ」のインスタライブ。始めは、画像がぼやけたり、フリーズしたり、とうとう動画が停止されてしまい、入りなおすこと数度。スタッフが途中で気づいたのか、手を打ってくれたので途中からはクリアに見ることができた。でも、始めの方は、ぶつぶつ切れて、何を言っているのだか。
しかし、丸ちゃんは、かっこよかったな。あの茶髪は嫌いだったが、インスタライブではイケメンだった。
そして、知っているワイフ最終回。元春と澪ちゃんが幸せになって、よかったよ。元春も自分自分じゃなくて、夫婦は助け合い、いたわり合うものだとやっとわかったみたいだし。
『椿井文書 -日本最大級の偽文書』 馬部隆弘 中公新書
中世の地図、失われた大伽藍や城の絵図、合戦に参陣した武将のリスト、家系図……。これらは貴重な史料であり、学校教材や市町村史にも活用されてきた。しかし、もしそれが後世の偽文書だったら? しかも、たった一人の人物によって創られたものだとしたら――。椿井政隆(一七七〇~一八三七)が創り、近畿一円に流布し、現在も影響を与え続ける数百点にも及ぶ偽文書。本書はその全貌に迫る。
いやあ、驚いた。資料が偽物だったら、どうしたらいいんだ?その資料を市町村が町おこしとして利用したら?いや、信じたくなるよな。そして、偽の話が既成事実として積み重なっていったら?何を信じたらいいのか・・・。
椿井政隆は、偽文書を古文書の模写という形で作り出し、リンクするように他の文書を作ることで巧妙に既成事実化していく。
難しいところもあるが、筆者が偽文書を告発する勇気と情熱に頭が下がる。市町村は、偽文書を信じたい気持ちはわかるが、学問的な目で見て、間違いは間違いとして正してほしいと思った。物事を自分に有利に展開したい、自分の祖先や地域が由緒あるものでありたいという人の気持ちを上手くついたような気がする。もしかしたら、椿井は、だまそうとしたのではなく、人の欲望に添うように人助けのつもりでしたのかもしれないが。人の闇を見たような気がした。
しかし、丸ちゃんは、かっこよかったな。あの茶髪は嫌いだったが、インスタライブではイケメンだった。
そして、知っているワイフ最終回。元春と澪ちゃんが幸せになって、よかったよ。元春も自分自分じゃなくて、夫婦は助け合い、いたわり合うものだとやっとわかったみたいだし。
『椿井文書 -日本最大級の偽文書』 馬部隆弘 中公新書
中世の地図、失われた大伽藍や城の絵図、合戦に参陣した武将のリスト、家系図……。これらは貴重な史料であり、学校教材や市町村史にも活用されてきた。しかし、もしそれが後世の偽文書だったら? しかも、たった一人の人物によって創られたものだとしたら――。椿井政隆(一七七〇~一八三七)が創り、近畿一円に流布し、現在も影響を与え続ける数百点にも及ぶ偽文書。本書はその全貌に迫る。
いやあ、驚いた。資料が偽物だったら、どうしたらいいんだ?その資料を市町村が町おこしとして利用したら?いや、信じたくなるよな。そして、偽の話が既成事実として積み重なっていったら?何を信じたらいいのか・・・。
椿井政隆は、偽文書を古文書の模写という形で作り出し、リンクするように他の文書を作ることで巧妙に既成事実化していく。
難しいところもあるが、筆者が偽文書を告発する勇気と情熱に頭が下がる。市町村は、偽文書を信じたい気持ちはわかるが、学問的な目で見て、間違いは間違いとして正してほしいと思った。物事を自分に有利に展開したい、自分の祖先や地域が由緒あるものでありたいという人の気持ちを上手くついたような気がする。もしかしたら、椿井は、だまそうとしたのではなく、人の欲望に添うように人助けのつもりでしたのかもしれないが。人の闇を見たような気がした。