「大阪湾の防備と台場展」「神戸源平巡り」

「和田岬砲台史跡指定100年記念　大阪湾の防備と台場展」
「神戸源平巡り－「平家物語」の舞台を訪ねて－」
2021.2.6～3.28　神戸市立博物館
休館日：月曜日　　　開館時間：10時～18時

「和田岬砲台史跡指定100年記念　大阪湾の防備と台場展」
　和田岬砲台は、大正10年（1921）3月3日、五色塚古墳などともに兵庫県下では初となる国の史跡に指定された。本展は、その史跡指定100年を記念して開催するもの。大砲を設置する軍事施設「台場」は、外国船の大阪湾侵入を防ぐため、将軍の武威を示すものとして作られたという。


和田岬砲台写真　1870年代初頭


北亜墨利加人ペルリ像


和田岬石堡塔外冑壁之図　星型なんだ。


現在の和田岬砲台　和田岬の近くに住んでいたのに、行ったことがない・・・。

　発砲して熱くなった大砲を冷やす水が下の火薬庫に漏れないように、船大工の知恵で板の間に樹皮を詰め、松脂を流し込んだとか。ダボなど石積みがずれない様な工夫とか。職人を手配した人が、がんばったら酒を出すとか怪我の手当てを出すとかの工夫などおもしろかった。

「神戸源平巡り－「平家物語」の舞台を訪ねて－」



「平敦盛と直実」（無題）　鈴木晴信　私が学生の時には、神戸の学校には敦盛の名前にあやかった敦子ちゃんが結構いた。今はいないだろうな。


源平一ノ谷合戦ノ図　歌川芳虎　海上を逃げる平知盛（清盛の四男）を息子の知章と家臣の監物太郎が守っている


源平盛衰記一ノ谷合戦　歌川芳虎　文武両道の名将・平忠度（清盛の弟）を描く。一ノ谷で右腕を切り取られ討ち取られた。神戸市長田区に腕塚町があるのは、ここが由来？？？


武勇雪月花之内 生田森えびらの梅　月岡芳年　生田森の戦いにおける源氏方の武将・梶原景季を描く。味方が撤退するなか、箙に梅の花の枝をさして戦った。