午前中は雨が降っており、花を求めて山の中に入れず 暇つぶしにダム湖をぶらぶらしてきました。現在は冬になると徳山ダムから北は
冬季閉鎖されて人も車も通行止めです。
上の写真、奥に写っている橋を反対側から撮ってみました。正面の山は『徳山富士』と地元では呼ばれています。
橋を渡ってどんどん進むと この看板に突き当たります。ここで国道417号線は終り、ここから先は車一台分の細い林道が福井県まで繋がり、峠が
冠山になっております。来年あたりからこの看板の位置からトンネル工事が始まります。福井県側はもう始まっておるようです。
今は地図の上の部分に描いてある、林道冠山線を通って冠山登山に出かけております。この林道は岐阜県側は雪解けのGWころには冠峠まで車で
上がれます。福井県側は、7月26日からやっと通れるようになり、福井県に下りられるようになりました。福井県側が遅いのは、上の林道地図を見ても
分かるように急カーブの連続で雪解けから復旧工事に時間がかかるためです。道幅は岐阜県側の倍以上ありますが強引に造ったためグニャグニャの
道になってしまいました。福井県が何もないこの厳しい地形に、なぜ広い林道を付けたのでしょう?
どちらの県も大過疎地なのに約7Kmの長~いトンネルを作る理由は、福井県側から徳山ダムへの観光ですが、何と言っても「効果」の一番下に
書かれている文章、普通の事故なら双方に救急体制が整っており、それぞれで対応したほうが絶対に早いはずなんだけど・・・・・・・・・
福井県から滋賀県へは国道8号線と北陸自動車道(高速道路)、岐阜県へは国道157号線と、この冠山林道で、岐阜県側は両方とも冬は積雪で閉鎖です。
福井県には多くの原発があり、もし東日本のような事故があった時、福井県民の逃げ道を確保しなければなりません。また天災だけではなく
日本海を挟んだ4つ国はミサイルを発射して威嚇したり、他は領土問題をかかえ、最悪の事態を考えると原発は標的になりかねません。
話はころっと変わって、花はなかったけどミヤマカラスアゲハ?でしょうか、小雨の中 かなりの数が舞っておりました。
トンネルが開通すると、今の林道冠山線は廃道になるのでしょうか、そうなったら冠山へ登山に行けなくなってしまうとヤバイので
地元の人に聞きましたら、福井県のことは分からないが冠山への岐阜県側林道は地権者が山仕事をするための産業道路なので
廃道にはなりません。とのこと・・・・安心しました。週末は作業者(車)は殆んど見かけませんが猿や猪は普通に見かけます。