四季と自然とはりんこの花菖蒲

季節の草花を撮り歩き 家では花菖蒲にボケてます

中央アルプス木曽駒ヶ岳 千畳敷カール

2024年10月14日 | 風景

約2万年前 氷河がカール状に削り取られ、畳千枚分の広さがある意味で『千畳敷カール』と呼ばれています。

木曽駒ヶ岳千畳敷カールへはマイカーで菅の平バスセンター駐車場(1日800円)に止め、しらび平ロープウェイ乗り場までのバス代と
千畳敷カールまでのロープウェイ代の切符を購入して並びます(ネット購入も可能、ロープウェイ代は季節によって変動します)

11月12日、午前4時のバス乗り場は順番取りのザックが並んでおります。日本アルプスの多くは基本、マイカーで登山口まで行くことはできず、バスやタクシー
ロープウェイなどで登山口まで行きます。ここの始発は5時15分(午前1時ころには駐車場(300台)は満車で他に案内され、だんだん遠くの駐車場に回されます)

午前4時30分、切符売り場の行列。経験上 始発は5時15分なので、ここに並んでいる人たちがバスに乗れるのは7時ころになります。


今回は過去の経験から早朝指定バス(予約制 5時出発)で待ち時間なしでロープウェイ上り口乗り場に到着(時計で5時37分)


5時50分 千畳敷カールに到着 朝日が山肌を照らしクライマックスの始まりです。

5時55分 千畳敷カールが朝日に照らされてオレンジ色になる数分の現象 モルゲンロートです。みんなの歓声とシャッター音の瞬間です。


反対側の日の出方向は雲海に浮かぶ南アルプスの峰々と富士山の風景は水墨画のようでした。


日本の山ベスト3が見られます。北岳と間ノ岳(あいのだけ)は南アルプスです。


日が昇るにつれ紺碧の空に千畳敷カールが映えます。


登山者が木曽駒ヶ岳を目指し登って行きます。


ナナカマド 例年なら葉っぱが真っ赤になるのですが、夏の異常気象なのか水分不足で赤くなる前に枯れてチリチリになっております。


千畳敷ホテルのロービー?から南アルプスを眺めながらコーヒーは最高です。(2612はここの標高です)  10時30分ころ下山。

 

ここからは過去の木曽駒ヶ岳と千畳敷カールの写真です。

登山者じゃなく普通の人でもスニーカーで行ける。千畳敷カール(2612m)の山紅葉はナナカマドの赤とダケカンバの黄色、ハイマツの緑に灰色の岩肌と
草紅葉が実に綺麗で下界では見られない紅葉です。周回する散策路があり1時間くらい色々な角度から楽しめます(写真は青空ではなかったのが残念)


木曽駒ヶ岳(2956m)は中央アルプスの最高峰です。


千畳敷カールで星の撮影会に参加した時の一枚、すばらしい星空とー20℃の世界が体験できます。

星撮りの朝、千畳敷ホテルのフロント・売店・休憩所で南アルプスを眺めながらのコーヒーは美味い。ツララは1m以上あります。

何回も訪れた経験から、朝4時到着では近い駐車場は満車、誘導で遠くの駐車場に回され大変な目に遭いました。以前は私も切符購入に30分、バス待ちに2時間
ロープウェイ待ちに2時間かかり、散策後 帰りのロープウェイに3時間待ちでしたので、帰りのロープウェイが混んでいる時は時間別の整理券が配られており
着いたら直ぐに帰りの整理券を先に貰ってから景色を楽しむのが良いでしょう。

今回は事前予約 一人7000円でバスとロープウェイ往復運賃+記念品(今回は1400円相当のカラナビ)で待ち時間なしの早朝バスに乗れます。ただし駐車場は
用意してありませんので、午前0時ころまでならギリギリ一番近くの駐車場に止められると思います。(今回私は前日の19時に入り、車中泊しました)


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