四季と自然とはりんこの花菖蒲

季節の草花を撮り歩き 家では花菖蒲にボケてます

徳山ダム湖からの紅葉-その3

2014年11月20日 | 写真

船が停まっているときは先端まで移動できます。みなさんファインダーを覗いている時は静かです。


ここら辺で水深25mくらいだそうです。


今回、女性が多いのにチョット驚きました。それにこれだけフィルムカメラを見たのは久しぶりでしかも35㍉じゃない高価なカメラばかり


船の名前は「とくまる」と言います。資材を積んだ 4t トラックをそのまま乗せて、ダム湖を渡り山の入り口まで運びます。


作業小屋を兼ねた住まいの建物は電気も通い山の奥へ移動する4駆もあります。ガードレールのある道は3Kmほど続き、今も旧村人が
春から秋まで山仕事のために定期的に滞在され、モーターボートも停めてあります このような場所が他にもあります。

徳山ダムは2008年(平成20年)5月に完成  1980年の国勢調査では、徳山村の人口が1,306人 1985年には632人が残っていた
最終的には徳山ダム建設に伴って466戸・522世帯(約1,500名)が移転を余儀なくされた。 ウィキペディア徳山ダムより

旧徳山村は村の99%以上が森林であり、本郷(ほんごう)・下開田(しもかいでん)・上開田(かみかいでん)・山手(やまて)
櫨原(はぜはら)・塚(つか)・戸入(とにゅう)・門入(かどにゅう)の8つの集落からなっていた。

門入以外7つの集落は水没した。門入はダム湖より高い場所にあったため残ったが道路が沈んだため離村、しかし徳山の自然が忘れられず
冬期以外、畑や山仕事をしながら生活してみえる人たちがおられます。
家、田畑、お墓、神社、学校などすべてが水になったが唯一残ったのが山である。

実は住人が村を離れる時に四季折々に心を和ませてくれた山野草を山に上げ、山仕事のついでに草刈りなど手入れをして今は立派に
育っているそうです。また、ダム建設中の作業員の人達も山へ移植して、そんな場所が幾つもあるそうです。一般人は決して入ることが
できない場所で密かに咲いているなんてロマンチックですね。機会があれば一度見てみたい気もしますが・・・・ダメでしょうか
ダム建設前の揖斐川に生息していた貴重な魚も上流の川へ移動したそうです。

おわり

コメント (4)
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