四季と自然とはりんこの花菖蒲

季節の草花を撮り歩き 家では花菖蒲にボケてます

平泉寺白山神社

2022年07月31日 | 日記

福井県勝山市平泉寺(へいせんじ)町の白山神社は苔が素晴らしいことで有名です。
越前で生まれたと言われている奈良時代の僧侶 泰澄大師がここから修行を求め霊峰白山を目指した場所でも有名です。

一の鳥居までの石段を精進坂と言い、ここより上は魚類の持ち込みが禁止だった(過去形)


一の鳥居


二の鳥居


二の鳥居をくぐると白山神社拝殿がドンと構えています。中央には『中宮平泉寺』とある。ややこしいけど
日本古来 神道と仏教が混合して信仰の形として成り立っていたが明治政府が神道の国教化を発令して寺院を
廃止、平泉寺から白山神社として現存するが民は簡単には割り切れる訳がなく廃寺となった平泉寺を復活させ
境内に天台宗霊応山平泉寺として現存している。(写真を撮るのを忘れました)


この辺りは『香り風景百選』に選ばれている立派な苔庭です。苔のかおりは❓❓❓❓❓


白山神社本社に参拝


さらに奥へ


三の宮


ここから越前禅定道と呼ばれる三頭山・法恩寺山・小原峠を越えて市ノ瀬から指尾山を越え、今ある登山道の一つ
観光新道から弥陀ヶ原を経て白山山頂の御前峰までの修験道。


開山社 泰澄大師を祀る


苔の種類は主にスギゴケとヒノキゴケだそうです。(雨が降ると滑りやすいので梅雨明けが一番きれいに見えます)

越前禅定道はここから白山頂上まで直線距離約30Km 標高差2,500mで大変険しく道もないと思われます。
今は石川県市ノ瀬からの登山道があり、以前管理人が登ったときの写真です。

市ノ瀬から車で移動、駐車場に止めて別当出合から登山開始 鳥居をくぐると白山神社の境内になります。


泰澄が歩いた越前禅定道は観光新道と呼ばれる登山道です。(標高1,250m)


道標に白山禅定道と記されています。


弥陀ヶ原(標高2345m)覚えやすい数字です。


白山神社奥宮(2,448m) 後ろに山頂が見えます。


白山山頂 御前峰


直下にある白山神社(しらやま神社と呼ぶ処もあります)

日本三霊山(富士山、立山、白山)全国に約3,000ある白山神社の総本山で大変ありがたい場所です
修行の一つだと思って皆さんも是非とも参拝に訪れて下さい。何かが変わるかも(知らんけど)

コメント
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