四季と自然とはりんこの花菖蒲

季節の草花を撮り歩き 家では花菖蒲にボケてます

宇宙が咲きました。我が家の花菖蒲

2023年06月17日 | 花菖蒲

15年ほど前に花菖蒲愛好家の方から貴重な「宇宙」を分けていただきましたが、私の管理不行き届きのため
病気(リゾクトニア菌だと思います)ですべての品種が
全滅に近い状態になり、特にせっかく戴いた
宇宙も1株だけ小さな芽が残り、何度も『もうダメかも』を経験し今年で10年、花姿はまだまだですが
分かる人が見れば「宇宙」の特徴が出ていると思います。

6月10日開花、全体としては花も小さく幾重にも広がる花びらもありませんが特徴は出ています。

6月11日 2鉢目が開花(江戸系古花)

6月12日 3鉢目開花 14日に中心の4鉢目開花

ただいま二番花が咲き始めました。
多い時は30鉢以上になり地元の花菖蒲園にも宇宙を含め多くの品種を提供しました。
(この時は6品種30株くらい提供しましたが鉢植えだったため
トレーごと全部盗まれました)
と言うことでサイトに載っている「宇宙」はず~~っとありません。

「宇宙」と書いて「おおぞら」「あおぞら」と読みます。花菖蒲番付表でも「宇宙」は何千とある品種の中でも
不動の横綱です。なぜ?は話が長くなるので「宇宙」のリンクを読んで下さい。愛好家としては手元に置いて眺めたい一品です。
同時に宇宙を栽培している者としては多くの人に見ていただくと同時に決してビジネスではなく花菖蒲愛好家に広め
後世に残す役目があると思っております。私も先輩からそのように学び花菖蒲園に提供したのですが残念な結果になりました。
今年はもう収まったと思った病気が発生し、これから来年に向けて出直し作業になります。
ただ宇宙だけは今まで同様全く別にして管理して順次増やしていくつもりです。性質は弱く栽培には神経を使います。
まずは私がお世話になっている「東京花菖蒲会」から靖国神社に奉納させていただくことから始めさせていただきます。


今年、東京花菖蒲会から提供された4品種です。左の「千早城」が新たに加わりました。


最近 園芸店で売れ残りが安くなっていたので購入 左から「銀の糸」「かぐや姫」「長良川」「点染め」
さすが売れ残りは日陰で鉢土はカラカラ、株も小さく葉もしおれておりましたが何とかなるでしょう。

コメント
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