岐阜県と福井県の県境の山の上に夜叉ヶ池と呼ばれる池があり、管理人はよく登ります。
麓の揖斐川町で夜叉ヶ池にまつわる資料展に出かけてきました。実際の登山で見た現場と合わせてみました。
村を守った哀しき姫の伝説と美しい自然
イラストと解説を紙芝居風に分かりやすく説明されています。
夜叉が池の登山道入り口の揖斐川町坂内では毎年『夜叉が池竜神祭り』が行われております。
泉鏡花 原作『夜叉が池』は2006年から坂東玉三郎氏によって演じられております。
弐拾話のイラストと解説
登山口にある夜叉龍神社の鳥居 ここから先の登山道は参道になります。
幽玄の滝
一緒に登った女性群は若返りの滝水に興味ありあり。効果はある・・・・・・??と思います。
昇龍の滝
夜叉壁です。この壁に挑戦した人は聞いたことがありません。登山道は壁を遠巻きにあります。
登山道ではここを夜叉壁と言ってチョット危険です。
夜叉壁で滑落すると竜神の滝壺まで真っ逆さまで最悪の事態になりますが、今まで滑落者はいません。(滝壺は見たことありません)
稜線に出ると夜叉が池があります。
池のほとりにある夜叉姫を祀る碑。以前は社があり参道はここまでです。
池には供養に訪れた夜叉姫の子孫や村人たちが 白粉、紅、櫛、かんざし、香の物などを木の葉に載せてお参りされ池の底に沈んでおります。
不思議にも、標高1100mにある池の水は大雨の時も日照りの時も変わらぬ水量を保っております。
今の名前は『夜叉が池』ですが昔は『美越(みこし)の池』とか『尸羅(しら)池』と呼ばれておりました。
龍神の先妻 尸羅姫と夜叉姫との争いの物語もあります。
夜叉が池の雨乞いは1200年前から今も続いております。夜叉姫が生まれた家は現存し、子孫も健在です。
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