あけましておめでとうございます。
お歳暮、クリスマス、そして冷凍おせちと、年末の宅配業者は大忙し。大晦日の夜遅くまで働いてました。
で、帰宅して『紅白歌合戦』を途中から観ましたけど、例年になくつまんなかった!
ふだん歌番組もYou Tubeの類もまったく観ないもんで、最近流行りのアーティストの大半を知らないからそりゃ面白くない。サプライズで登場したアーティストに司会者や審査員たちが涙を流さんばかりに感激してるのに、こっちは全然知らないもんだから置いてけぼり感がハンパないw
いやしかし、私が流行りに疎いのは今に始まったことじゃない。ちょっと前までは唄ってるアーティストを知らなくても「おっ、これは!」って自分の琴線に触れる曲があったりしたもんだけど、今回観た限りだとほぼ皆無。
なんか、どれもこれも綺麗事ばっか謳ってるように聴こえちゃう。そもそも、皆がよく言う「この曲に元気をもらって」とか「背中を押されて」みたいな感覚を、私は味わった経験がない。不特定多数に向けて創られた音楽を「自分を応援してくれてる」と解釈する厚かましさが私には無いんですねw
あと『紅白歌合戦』っていう番組自体がえらくスタイリッシュになっちゃって、お祭り感が無くなったのも面白くない。それじゃ普通の歌番組を長くしただけやん!って思っちゃう。普通の歌番組よりゴージャスではあるけど、お祭り感が無いとそれも空回りしてるように見えます。
以前はちょこちょこ挟まれた「応援合戦」みたいな演出が無くなりましたよね? いつも「ベタやなあ」「なんか恥ずかしいなあ」と思いながら観てたけどw、今思えばそこが『紅白』の肝だったのでは?
本格派シンガーの熱唱に感動してウルウルするのも、あのベタさとのギャップがけっこう効いてた気がするんですよね。みんながスタイリッシュになっちゃうとメリハリが無くて響くものも響かない。
まあ、たまたま大晦日の私がそういう気分じゃなかっただけかも知れないけど、それにしたって面白みが無さすぎました。見逃したけど『マツケンサンバ』ぐらいじゃないですか? 全国一斉に盛り上がれたのは。
さて本日、2022年の元旦は両親が2人とも施設にいて完全フリーなので、久々に大阪の映画館へ行って来ました。昨年はなんと1回も映画館に行ってないし遠出することも無かった! そんな1年を過ごしたのは物心ついてから初めてです。
1日は映画の日で半額料金だし、どうやらコロナのせいで空いてるみたいだから思い切って2本ハシゴして来ました。
正直言って2本とも自分的にハズレだったけどw、どちらもある程度そうなるだろうと予想してました。この歳になると「おおっ、これは!」っていう作品に出会える方がレアだから仕方ありません。
どんな風にハズレだったか、正月休み中にレビューしたいと思ってます。
そんなワケで本年もよろしくお願いします!