バイオリズムってヤツでしょうか、どうしょうもなく気分が落ち込むことはずっと以前から定期的にあり、今回もそれだろうとタカをくくってたのですが……
前職の宅配業だと、基本的には1人でやれる仕事だから、どんなに落ち込んだ顔をしてても周りに迷惑がかからなかった。
けど、チームで動いて沢山の人と接する介護職だとそうはいきません。しんどい顔はすべきじゃないし、出来れば笑顔を絶やさないでいるべき仕事。つまり無理してでも明るく振る舞わないと周りに迷惑がかかってしまう。
それがまたストレスとなって、今回は約1ヶ月間ずっと落ち込んだままで相当ヤバかった!
1ヶ月前のある朝、若い頃にしょっちゅう見てた悪夢(なにやら怖い連中に追い回されたり、見知らぬ遠い場所をさまよったり等)をかなり久々に見て、物凄く目覚めが悪かったんだけど、それが不調のキッカケと言えばキッカケ。
特に大きな出来事があったワケじゃなく、小さなストレスが知らず知らずのうちに蓄積され、ボディーブローのように効いて夢という形で表れたんでしょう。
母はここしばらく落ち着いてますから、ストレスの原因は間違いなく職場にある。心療内科の先生に「慣れれば色々と見えて来るよ」って脅された通りになりました。
それにしても、自分にとって職場の何が一番ストレスになってるのか? 始めた頃は施設を一步出れば切替えが出来たのに、最近は家まで持ち帰ってウジウジと悩んでしまう。
俯瞰して自分を見つめ直し、ふと気づきました。最近の私は、同僚の顔色ばかり見てしまってると。
なまじ仕事を覚えてきただけに「承認欲求」が強くなってるし、なまじ同僚たちと馴染んできただけに「失望」されるのを異常に恐れてる。
前職でもそういうプレッシャーが無かったワケじゃないけど、チームで動く今の職場とは比較になりません。だから、自分はもう克服して強くなれたと錯覚してたんですよね。
現実はその逆でした。避ければ避けるほどニガテは肥大化するし、トシを食った分だけ耐性も弱くなる。やっぱり逃げちゃダメなんですよね、何事も。もし逃げるなら最後まで逃げ通す覚悟を決めなければ。
さて、どうするか? 介護職にはやり甲斐を感じてるし、施設の入居者さんには私を癒してくれるお婆ちゃんが何人かいる。(不思議と爺さんにはちっとも癒やされないw)
だから、体力的にもキツいけど、転職は今のところ(したばっかりだし)考えたくない。本格的に無理と感じれば迷わず辞めるけど。
そうして悩んでるときに、元介護職の経営コンサルタント氏による講演会が施設内で開かれ、職場の人間関係に対する向き合い方も話してくれたんですよね!
その方はおっしゃいました。性格も価値観もそれぞれ違う人間が集まって、こんなにストレスフルな仕事をしてるんだから、和気あいあいとやっていけるワケがないと。みんながみんな仲良しなんて、そんなの偽善で気持ちが悪いって。
めちゃくちゃ腑に落ちました。スッキリしました。そう、私は友達をつくる為に職場へ通ってるワケじゃない。ずっと前からそう思ってたし、このブログにも何度となく書いてきたのに、なんで今さら、こんなムダな悩みで疲弊しとんねん!
顔色を気にすべきは入居者の爺ちゃん婆ちゃんたちであって、同僚なんか二の次やろ! 入居者さんたちが喜んでくれるなら、それを同僚にどう思われようが知ったことじゃない!
そう考えることで仕事への集中力が増してスキルアップにも繋がるはず。仕事がデキるようになれば失望される云われも無くなるし。
そういや、人間関係とかで悩むヤツほど仕事がデキないって、誰かがテレビで言ってたなあ……
あと、やはりテレビのワイドショー番組でベッキーさんが仰ってました。仕事がうまくいかなくて落ち込んだときは「呼んだヤツが悪い」と思うようにしてるって。
それにも勇気づけられました。私は送迎ドライバーの面接を受けに行ったのに、施設長に説得されて介護職員になったんだから、うまく出来なきゃ「施設長が悪い」と思えばいいw
いやホントに、そういう逃げ道を作ることでストレスはかなり軽減できるはず。もちろん口には出しちゃいけないけど、何でもかんでも他人のせいにすりゃいいんだと宮藤官九郎さんも仰ってます。
そんなワケで、転職から5ヶ月目にして最大のピンチを、なんとか乗り越えたみたいです。こういう波は今後も幾度となく襲って来るだろうから、今の気持ちを忘れないよう記事にしました。
今、似たようなことで悩んでおられる方の参考になれば幸いです。
☆PS.(私信)
KT-Jacksonさん、アンサー記事ありがとうございます! 旦那さんや“はまちゃん”さんにまで楽しんで頂けたみたいで嬉しいです!
こちらの近況は今回書いた通りで、“田中さん”みたいに職場以外の居場所や新たな目標を見つけなきゃ今後の人生キツいよなあって、つくづく思いながら必死で働いてます。
まずはいつか、KTさんのショーを直に観ることを楽しみの1つにして生きていこうと思ってます!
程よい距離感、大事ですよね。ニガテな相手とコンビで仕事するとなると例えわずか10分間でも耐えがたい。そういう話もいずれ記事に書こうと思ってます。