屯田物語

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神居古潭の夕 紅葉の赤き真心よ

2005年10月21日 | 旭川の風景
   たぎつ波 ましろう白う 岩にちる
     神居古潭の くもれる真昼


九条武子 の歌碑がたっていました。
大正期を代表する女流歌人、旭川には大正11年と昭和2年に訪れ、
神居古潭でこの歌を詠んでいます。

旭川の母の思い出のなかで、
九条武子ほどきれいな人はいなかったそうな、
竹下夢路の描く楚々とした美しい女でありました。



吊橋を渡ってきました。
「100人以上は同時に渡ってはいけません」という注意事項が表示してます。
少し揺れましたね。



木漏れ日のなか、ゆったりした石狩の流れは安らかです。



ここから少しうえにあがると、昔の駅舎があります。
昭和44年の電化とともに旧線は廃止となりましたが、ホームや駅名標、
外灯も残っています。
構内の納内側には蒸気機関車が保存され、トンネルも残っています。





タイトルは旧旭川中学校(現旭川東高校)の校歌の一節から頂きました。
   「旭ヶ丘の朝ぼらけ
   匂う櫻のいさぎよさ
   神居古潭の夕まぐれ 
   紅葉の赤き真心よ
   紅葉の赤き真心よ」