屯田物語

フォレスターとα6000が
旅の仲間
さあ、カメラを持って
出かけよう!

立原道造の「優しき歌」より

2007年01月19日 | 日常
朝に

おまへの心が明るい花のひとむれのやうに
いつも眼ざめた僕の心にはなしかける
《ひとときの朝のこの澄んだ空青い空
 
傷ついた僕の心から棘を抜いてくれたのは 
おまへの心のあどけないほほゑみだ
そして他愛もないおまへの心のおしやべりだ
 
ああ風が吹いてゐる 涼しい風だ
草や木の葉やせせらぎがこたへるやうにざわめいてゐる
 
あたらしくすべては生れた!
霧がこぼれてかわいて行くときに 小鳥が蝶が昼に高く舞ひあがる


《山桜庵》 夢見たものは・・・永遠の24歳 で、
久しぶりに立原道造の名前をみたときはとても懐かしく・・
学生時代は彼の詩が好きだったので、
”朝に”をアルバムに書き写していたことを思い出した。

《ひとときの朝の この澄んだ空 青い空

このくだりをよむときは、いつも爽やかな僕がいるのだ。

屯田防風林の白樺

タイトルと背景は札幌雪祭りから