屯田物語

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「父と暮せば」

2012年03月27日 | 日常


コーチャンフォーのポイントがたまって、「父と暮せば」(井上ひさし著)を購入した。
そのポイントで交換してきたというべきか・・

ヒロシマの原爆ですべての身寄りを失くした娘(美津江)がいて、
「わたしだけ生き残って申し訳ない、わたしだけ幸せになってはいけない」
と自分を苛んでいたが、
そんなとき、図書館に通ってきた青年(木田)と恋におちいった。
幸せになりたいと思う自分の気持ちが父(竹造)の幻となって美津江の前にあらわれるのである。
竹造に励まされ、木田と一緒になろうと決意した美津江の言葉にほっとした。
「おとったん、ありがとありました」
広島弁ってあたたかいね。