当たり前の事が当たり前じゃない。

父親がこのところ、歩くのが段々と摺り足になって来てる。
摺り足になると、要は股関節が使われてないから、疲れやすくなる。
だから、口癖が「疲れた、疲れた」に。
92歳だから、仕方ないよね…とは、思うけど、一緒に歩くと「お腹に力入れて、足上げて」と父親に口煩く言っていた私。

その父親から、ボソッと「お腹に力を入れるのが、わからないんだよ。」と。
で、メモで父親の理学療法士さんに、「（父親に）お腹の力の入れ方を教えてください。」と伝えたら、
彼からの返答は「無理です。」と。（驚！）

えー！
その返答に驚いた私。

理学療法士の彼、20代半ば。
まだ経験が浅いから？、いや勤勉の彼は、夜はスポーツ整形で有名なお茶の水の大学に通ってる。
その彼が言うのなら、仕方ないのかな？と。

で、先日、ジムのピラティスのレッスン後に、私に「お腹の力の入れ方がわからない。教えて欲しい。」と言って来た方が。
その方は、70歳前で、ジムではスキューバダイビングを始め、アクティブに身体を動かされてる。
え？この方もお腹に力を入れるがわからない？？？？
じゃぁ、父親がわからないのは当然なのか。。（…と改めて。）

お腹に力を入れる…確かに、私は最初の頃、M先生から、お腹に力を入れると、ジムでの固める癖が強くて、毎回注意された。
でも、それはそれなりに、力を入れることは、固めていても？若いから出来ていたんだと思う。

今は、お腹に力を入れることは、立ってる時も歩いてる時もそうだし、意識してまずはお腹に力を入れて、引き上げてる。
だから、浮き輪のような贅肉はお腹周りには付かない。

この悩みを？仲の良いインストラクターのRさんに質問したら。。。
「そうなの。年をとると、私たちから見たら、それすら出来なくなるの？と。それが当たり前に出来てるharurararaさんにとっては不思議でも、出来ない人は、反対に私たちが不思議なの。。だから、早いうちに身体を整えないと、身体が忘れて行くのよね。」と。

なるほどね。。
年を取ると、当たり前の事が当たり前ではなく、出来なくなる、って事なんだ。。
理学療法士の彼の返答が分かったような気がした。

１週間に１度じゃ、父親との運動じゃ追いつかない、って事だ。

私が以前、あの厳しかったジムのパーソナルトレーナーさんに言われたのが、
「あなたと１週間に１度のパーソナルトレーニングでは、あなたの身体は良くなりません。私だけでは無理です。
出来れば、週３回はピラティスをやってください。」と。
当時の私の身体、ブヨブヨだったし、運動してるつもり？的な頭の中だったしね。。（爆）

それでイヤイヤながらも？ピラティスを始めた私。すぐに辞めるつもりでいた。
あの時は、私の頭の中は、お金と相談ばかりして…悩んでいたよなぁ。。。
今や、ピラティス教の信者？（とジムの人に嫌味を言われるが、、、w）

確かにお金は使ったけど、今も使ってるけど（爆）
夫が言うには、「日本一、元気な63歳」だと。。

健康に勝るものはない、と良く分かったし。
病院通いも、乳がん、歯の健診と、骨密度の整形外科だけで、増えてはいない。
パーソナルトレーナーさんには、本当に感謝しかない。

おっと、朝ピラの時間だ！
それでは今日も頑張って？やって来よう♪