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キトラ古墳

2017-02-19 | 関西ローカル

先日、キトラ古墳の展示があったので、申し込んでみてきた。

久し振りの飛鳥。

今迄は、車で行ったが、今回、初めて、電車で出掛けた。

近鉄阿倍野橋駅から、壺坂山駅まで、急行でいきました。

途中の駅名が、古市、尺土など馴染みのない駅名がありました。

流石、古都ならではの地名が多いです。

 

キトラ古墳の実物は、それほど大きくなかったです。

でも、キトラ古墳は、7世紀末〜8世紀初め頃に造られたと推測されています。

1400年間、良く残っていたのが、不思議です。

 

今や、四神(ししん)は有名になりましたが、東の青龍・南の朱雀・西の白虎・北の玄武です。

季節は、東が春、南が夏、西が秋、北が冬になります。

人生を四季に例えて、若年期を、東の青龍の靑と春が結びついて「青春」と言い、同様に、壮年期を「朱夏(しゅか)」、熟年期を「白秋(はくしゅう)」、老年期を「玄冬(げんとう)」と表現します。

 

都も、この四神に基づいて、作られています。

例えば、京都の平安京は、東青龍を鴨川に、西白虎を山陰道、南朱雀を巨椋池、北玄武を船岡山にして、作られたと言われています。

キトラ古墳には、四神とともに、干支も描かれています。

 

キトラ古墳は綺麗に整備されて、公園になっています。

キトラ古墳壁画体験館「四神の館」もあります。

https://www.asuka-park.go.jp/kitora/index.html

キトラ古墳の体験館を見て、事前に学習してから、古墳を見た方が良いかと考えます。

 

キトラの名前の由来は、中を覗くと亀と虎の壁画が見えたため「亀虎古墳」と呼ばれたという説。

古墳の南側の地名「小字北浦」がなまって「キトラ」になったという説。

キトラ古墳が明日香村阿部山集落の北西方向にあるため四神のうち北をつかさどる亀(玄武)と西をつかさどる虎(白虎)から「亀虎」と呼ばれていたという説。

など、いろいろな説があります。

一度は、見ておきたい施設の一つです。

 

閑話:

飛鳥には、ビニールハウスがあちこちにあり、あすかイチゴを栽培しています。

イチゴ狩りもできます。

大粒の「あすかルビー」で、大粒の割に甘いイチゴです。

あすか駅近くの販売所で、6粒入り550円で売っていました。

思わず、買って帰りました。

美味しく頂きました。