来年度の確定申告から適用される税制です。
ということは、今年の薬の購入時から対象になるということです。
詳細は、ここを参照:
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000124853.html
市販の薬が該当するかどうかは、ここを参照:
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10800000-Iseikyoku/0000145909.pdf
常に最新の薬一覧を確認した方が良さそうです。
基本税制は、健康診断などを定期的に受診していること
このセルフメディケーションの薬を年間12千円以上購入した時に、適用になります。
例:2万円この税制の対象となる薬を購入した時:
20,000 - 12,000 = 8,000が、所得控除になります。
年間10万円以上の医療費が掛かった時の所得控除とは、別になります。
年間6万円の医療費、年間2万円のセルフメディケーション購入時には、セルフメディケーション税制が適用できますので、8千円の所得控除が受けられます。
合わせて10万円前後の時は、どちらが良いかを比較検討する必要があります。
詳しくは、税務署に確認してください。
市販の薬を購入した時に、特に注意が必要なのは、次の薬の飲み合わせです。
薬の飲み合わせの主要な注意点:
鉄剤とお茶 → 薬が全く効かない
高血圧剤、片頭痛、心臓病とグレープフルーツ → 薬の作用と強めてしまう
睡眠剤と牛乳 → めまいなどの副作用
骨粗しょう症と牛乳 → 効き目の低下
アルコール類 → 意識レベルを低下させたり、最悪の場合市に至る危険もある
基本は、水か白湯(さゆ)で飲むことです。
私が飲んでいる血液をサラサラにするワーファリンは、納豆が食べられません。食べると、薬の効き目が無くなります。
納豆も血液をサラサラにしますが、サラサラにする納豆とサラサラにする薬では、相性が悪い様です。
不思議ですね。
なお、このセルフメディケ―ションの薬かどうかは、今年の薬局の領収書に、印が付いて分かるようになっています。
薬局に因っては、〇、>、★等色々な印が薬の前に印字される様です。
この制度の導入は、増大する医療費を削減するための税制です。
簡単な症状の時は、市販薬で済ませて対応することです。
医者に行けば、診察代、薬代が掛ります。
それよりは、市販薬の方が安く済みます。
その代り、セルフメディケーション控除を適用しますということです。
今、年間(2015年)の医療費は、41.5兆円です。
その膨大さがわかるかと考えます。
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-12401000-Hokenkyoku-Soumuka/0000136498.pdf