今や、どの駅でもバリアフリーに対応したエレベーターが設置されています。
そのエレベーターの音声案内やボタンが、賢い会社もあれば、アホな会社もあります。
ここでの議論のエレベーターは、基本的に、改札階とホーム階の2つの階を行き来するエレベーターとします。
1.賢い会社のエレベーター(閉まるボタンと行きたい階ボタン)
・閉まるボタンを押すと、自動的に行きたい階のボタンも押された状態になり、エレベーターが即座に運転します。
2.アホな会社のエレベーター(閉まるボタンと行きたい階ボタン)
・閉まるボタンでは、ドアが閉まるだけ。行き先階を押さないとエレベーターは動かない。 動かないのに気付いた人が、行き先ボタンを押すか、操作盤の近くの人に、行き先ボタンを押してと伝えます。
3.賢い会社のエレベーター(乗る階と降りる階の出入り口が異なる場合の音声案内)
・「降り口は、反対側です」と案内されます。
4.アホな会社のエレベーター(乗る階と降りる階の出入り口が異なる場合の音声案内)
・あの狭いエレベーターの中で、「降り口はこちらです」の案内。こちらはどちらと思わず、突っ込みたくなります。中には、降り口を背中にし、乗り口を見ている人もいます。後ろでドアが開く音で降りていきます。
個別に対応しているエレベーターなので、如何様にも作れる筈です。
基本設計が悪いのは確かで、その原因は、エレベーター会社なのか、採用・導入している鉄道会社かは分かりません。
しかし、企業レベルがハッキリ分かります。
つまり、システマチック(論理的)に考えられない会社と言えます。
最終的には、この仕様でOKを出した上司なり責任者がアホと言うことです。
どの鉄道会社でも、どのメーカーでも、1と3の賢いエレベーターの仕様にして欲しいです。