目的を持って始める「ゆうゆう生活」

<Begin with the End in Mind>悠悠、融融、優遊、悠悠閑閑な「ゆうゆう」生活のブログ

火星の衛星へ、探査機打ち上げ計画を発表

2020-02-19 | 科学

今日(2月19日)、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、火星の衛星「フォボス」に探査機を着陸させ、石や砂を持ち帰る探査計画「MMX」を正式に決め、文部科学省に報告しました。

打ち上げは、2024年。

2025年に火星軌道に入り、衛星に着陸し、2029年に地球に帰還する予定です。

小惑星の探査機に並び、成功すれば世界初となる予定です。

フォボスは、火星の衛星の一つで、直径約23キロ。

重力は地球の1千分の1ほどしかありません。

微小重力の小惑星に着陸した「はやぶさ」や「はやぶさ2」の経験が生かしやすいと考えられています。

計画では、2025年から3年ほどかけ、フォボスやその周辺を調査し、少なくとも1回着陸します。

石や砂を採取し、2029年9月に地球に帰還する予定です。

日本の得意な探査を、引き続き続けて欲しいです。

 

私が。高校生の頃、ビックバンの後の物質に何故、重力があるのか。

宇宙への探査機の打ち上げがあったら、多分、大学も違い、別の人生を歩んでいたと考えます。

 

私の通っていた高校の近くには、航空宇宙研究所がありました。

時々、ロケットエンジンの燃焼試験の爆発音も聞こえてきました。

当時も関心はありましたが、まだ、固形燃料ロケットで、ペンシル型と呼ばれるロケットの時代でした。

東大の研究所レベルでした。

 

その後の日本の宇宙開発の経緯はここを参照してください。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E5%AE%87%E5%AE%99%E9%96%8B%E7%99%BA

ここにも記載してありましたが、1970年に初めて国産の技術で衛星(おおすみ)が打ち上げられる時代でした。

まだ、黎明期と言っても良い時代です。

そう考えると、今年は、国産技術で衛星打ち上げ50周年となります。

1969年7月に、アメリカがアポロ11号で、人類が月面に立った時代と比較すると、日本も良く技術を向上させたと考えます。

日本が、日本の技術で月面に立つまでは、未だ、時間がかかると考えます。

その時点で、アメリカに追いついたと成ります。

 

閑話休題:

韓国が最近、フランスのロケットで衛星を打ち上げました。

韓国の独自技術では、無理の様です。

2012年、日本のH2Aで、韓国の衛星を打ち上げた時は、Nipponと三菱のマークを消して、Koreaを描いて韓国内で報道しておりました。

何故、見栄を張るのか、よく分からない国民です。

技術が無いことを公開するのと、嘘を付いてまで見栄を張るのと、韓国がどこに価値を置くのかが分かる事例でした。

当時の記事:

https://www.j-cast.com/2012/05/21132796.html?p=all

タイトル:「アリラン3号」は韓国が打ち上げた? 韓国TVは「H2A」ロケットの「日の丸」「NIPPON」を消す