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映画・ドラマの世界の月は、大体が間違っている

2020-11-15 | 映画

月は、上弦の月と、下弦の月があります。

上弦の三日月は、日没後、直ぐに見える月です。

月を見た時、右側が光っている月です。

下弦の三日月は、日の出の前に、見える月です。

月を見た時、左側が光っている月です。

上弦の三日月は、夜が始まったばかりです。

下弦の三日月は、朝方です。

 

間違いが多いのは、その映画の設定では、日没後のはずが、背景で描かれる月は、下弦の三日月が多い事です。

つまり、夜更けの時間のはずなのに、背景の月の映像では明け方になっている、魔訶不思議な世界となっているのです。

背景の月の間違いの指摘は、あまりありません。

私は、この間違い、「スタッフの誰か気づけよ」と思いながら、見ています。

 

背景に月が出ていたら、背景の月の描き方に注意して見るのも、鑑賞の楽しみ方の一つです。


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