月は、上弦の月と、下弦の月があります。
上弦の三日月は、日没後、直ぐに見える月です。
月を見た時、右側が光っている月です。
下弦の三日月は、日の出の前に、見える月です。
月を見た時、左側が光っている月です。
上弦の三日月は、夜が始まったばかりです。
下弦の三日月は、朝方です。
間違いが多いのは、その映画の設定では、日没後のはずが、背景で描かれる月は、下弦の三日月が多い事です。
つまり、夜更けの時間のはずなのに、背景の月の映像では明け方になっている、魔訶不思議な世界となっているのです。
背景の月の間違いの指摘は、あまりありません。
私は、この間違い、「スタッフの誰か気づけよ」と思いながら、見ています。
背景に月が出ていたら、背景の月の描き方に注意して見るのも、鑑賞の楽しみ方の一つです。