NHK・BSでは、「STAY Home」の一環かどうかは分かりませんが、昔の名作映画を放送しています。
若かりし頃見た、マリリン・モンローの「7年目の浮気」を久しぶりに見ました。
そこで気づいたことは、次の通りです。
1.英語のタイトルは、「The Seven Year Itch」です。
浮気が、「Itch」?。
映画の中のセリフにも、このイッチは、「かゆみ」と話しています。
良く使われる「affair」では、ありませんでした。
浮気の英語の検索結果は、次の通りです。
→
https://ejje.weblio.jp/content/%E6%B5%AE%E6%B0%97
2.この映画の上映は、1955年。昭和30年です。
今は、誰もが知る言葉ですが。次の言葉で会話していました。
・ベジタリアン
・マニュキア
・エステ
・ぺデュキュア
ベジタリアンは、この頃から使われていたのですね。
日本では、菜食主義者と言われていました。日本では、ベジタリアンは、1990年以降の様です。
3.今は、誰もが知る名曲、「ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番」のレコードを使っていたことです。
私が初めて見た時は、知らなかった曲でした。
曲は、これです。
https://www.youtube.com/watch?v=4TF2unP74tc
4.トム・イーウェルが、マリリンモンローと弾いていた曲が、「チョプスティック」と言う曲名だという事も知りました。
https://www.youtube.com/watch?v=oQjgkkpDuFU&t=85s
チョップスティック(Chopsticks)は、箸の意味です。
二本の箸を使って、弾けるピアノ曲と言う意味のタイトルです。
子供の頃、誰もが左右の人差し指で弾いたあの名曲です。
5.あの地下の通風口から吹き上る風で、マリリン・モンローのスカートが舞い上がるあの有名なシーンのエピソードが、次の内容でした。
Wikipediaの「7年目の浮気」は、次の通りです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%83%E5%B9%B4%E7%9B%AE%E3%81%AE%E6%B5%AE%E6%B0%97
このエピソードにも驚かされました。
抜粋記事です:
1つ目の驚き:
映画のシーンと一般的に出回っているスカートのシーンは異なり、スティール写真として別に撮られたものである。モンローは撮影前にパンティを2枚重ねた。しかし、煌煌と照らすアーク灯のライトを浴びると、まだ透けることがあったが、映画には使われず、フィルムも行方不明だという。ロケで撮影したものは使い物にならず、スタジオで撮り直したものだという。
2つ目の驚き:
例のスカートがまくれ上がるシーンの大観衆の前での撮影風景を見て、夫のジョー・ディマジオが激怒。二週間後に離婚が発表された。
抜粋以上:
なお、ジョー・ディマジオは、ヤンキースの選手で、永久欠番となった名選手でした。
マリリンモンローとの新婚旅行では、日本に来ておりました。
その辺の逸話は、同じく、Wikipedaiのジョーディマジオを参照してください。
この映画は、コメディ・タッチの1950年代のアメリカ生活を知る、良い映画です。
監督は、ビリー・ワイルダー監督です。この監督作品の名作は、次の通りです。
・麗しのサブリナ (1954)
・翼よ! あれが巴里の灯だ (1957)
・昼下りの情事 (1957)
・お熱いのがお好き (1959)
・アパートの鍵貸します (1960)
この監督の作品も放送して欲しいです。
久しぶりに、1950年代の名作映画を見るのは、新しい発見があって面白いです。