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NTT,ドコモの完全子会社化の本質

2020-09-29 | ビジネス

今朝、メディアでは、NTTがドコモを完全子会社化する報道がありました。

https://www.yomiuri.co.jp/economy/20200929-OYT1T50132/

記事の抜粋:

 NTTが、子会社の携帯電話大手NTTドコモを完全子会社にする方向で検討に入った。NTTはドコモの株を6割強保有しているが、残りの株主が持つ3割強の株式を、株式公開買い付け(TOB)で取得する方向だ。

 NTTは、通信事業を巡る世界的な競争が激化する中で、グループを挙げて高速・大容量の通信規格「5G」への集中的な投資などを加速させたい考えだ。ドコモの完全子会社化によってとみられる。

抜粋以上:

 

何故、子会社化するのかが、記事では、「ドコモの完全子会社化によって、政府が求める携帯電話料金の値下げにも、より柔軟に対応できる態勢を構築する狙いもある」とありますが、本当でしょうか?

私が考える理由は、子会社化すると、上場から外れることです。

上場でなくなれば、財務内容を公開する必要がなくなります。

今迄、株式公開することで、困っているのは、どれだけ利益が出ているのが、政府に分かってしまうことです。

利益がでているので、常に、携帯電話の値下げ要求になってしまいます。

NTTグループになれば、携帯電話部門の利益を公開する必要がなくなると考えます。

 

要は、政府から、値下げ要求が出されないようにしたいからではないかと考えます。

そうであれば、あまり頂けない対応と考えます。


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