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<Begin with the End in Mind>悠悠、融融、優遊、悠悠閑閑な「ゆうゆう」生活のブログ

NTTグループ、頑張れ

2014-04-24 | ビジネス

家のインターネット接続会社は、マンションなので、NTTのご指定になっている。

NTTの回線を利用しているので、自然と利用ポイントも貯まる。

そのポイントの有効期限が今月末だったので、次のURLの商品に交換。

現物が、昨日、届いた。

その商品名は、「光ボックス」。

詳細は、ここを参照;

http://www.ntt-west.co.jp/kiki/hikaribox/

 

申し込む時に、このWEBを見ていなかった。

交換商品に書かれていた限られた情報から、勝手に、自分に都合の良いような拡大解釈して申し込んだ。

サブディスプレイとして、21インチの液晶があったので、これに接続したら、ワンセグのように、地上波のTVも見えるなら便利かなと考えて、申し込んだ。

早速、箱を開け、セットアップして見たら、愕然とした。

NTTさん、何を考えているのかという感じの商品でした。

たしかに、先程、紹介したWEBに書かれている通り。

アプリも導入し、セットアップが完了しましたが、幾つかのアプリを見て、結局、元の箱に戻してしまいました。

PCを所有していないお年寄、ITスキルの低い顧客層をターゲットにしている商品かと考えますが、商品の優位性が感じられませんでした。

リモコンも使いにくく、最低限、マウスは必須のアイテムと考えます。

(リモコンにあるマウス機能は、操作が分かっている人でも、使いにくい。)

商品も、簡単にセットアップできるように書かれていますが、無線LAN接続を選択した場合、PCの知識がある人しか、導入できない商品と考えます。

逆に、PCの知識がある人には、この商品の付加価値が見いだせなかった。

有料でTV番組を見るアプリもありますが、月額料金が安いというメリットのみで、コンテンツの良さは感じられませんでした。

これなら。普通に有料衛星放送を契約した方が見たいコンテンツが多いような気がします。

所詮、通信設備サービス提供会社。

その枠から飛び出して、新たなものを提供しているようには感じられませんでした。

NTT,Docomoは、個人的には好きな会社ですが、最近、取引した内容から判断すると、今後、大丈夫かなという印象を持ちました。

 

NTTは、昨年10.7兆円を売り上げる会社。

Docomoも、4.5兆円を売り上げる会社。

どちらも超優良企業である。

1990年代の始め、巨人のIBMが沈むという時代がありました。

IBMは、ハード製造メーカーから、アウトソーシングに転換し、サービスを売る会社で復活しました。

マーケティング理論で言えば、IBMも業種から業態への転換で再建されたと考えます。

NTTにも、業態への転換の必要性を感じます。

 

休題:

NTTの業績は、次の通りです。

http://www.ntt.co.jp/ir/fin/transition.html

2009年と2013年の売上(正確には、営業収益)は、ほぼ、横這い。

逆に、従業員が増えているので、一人当たりの売上は、11%減となっている(53百万円から47百万円へ)

 

Docomoの売上は、4.5兆円。

http://kabutan.jp/stock/finance?code=9437

携帯3社を比較した資料は、ここを参照:

http://itnp.net/story/434

売上だけでない、利益も比較したのは、ここを参照:

http://blog.livedoor.jp/masa_goal/archives/33441407.html

2013年1月から11月までの動きでも、Docomoがシェアを落とし、KDDIとSoftBankがシェアを伸ばしている状況がはっきりと読み取れるグラフ。

http://bylines.news.yahoo.co.jp/fuwaraizo/20131219-00030788/

昨年9月から、他の2社と同じ土俵に立ったにも関わらず、シェアが伸びていないのは、製品だけでない何らかの原因があると考える。


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